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ランニング中の左股関節の激痛、どうしたら良いの?

変形性股関節症とは違う股関節の痛み。歩く時は大丈夫でも、走ると痛い。はじめはゆっくり走ることで凌いていましたが、やっぱり思い切り走れないのはとってもストレス。どんな治療があるのかを検索してみるものの、どこに行ったら良いのか、誰に聞いたら良いのか分からない。そんなみなさんに当ランニングチームで実施している内容を参考にして頂き、ランニングにおける股関節の痛みから解放されましょうという記事です。

骨格はリセットされていますか?

「股関節」に痛みや違和感を感じているランナーさん、猫背になっていませんか?自分でも気になる、さらには仲間にもよく指摘されるようでしたら要注意です。もちろん、胸を張って走ろうとしても、どうにかなるものでもありません。きちんと「骨格リセットストレッチ」で猫背をリセットさせましょう。
今回は「コオロギレッグ」や「バッタレッグ」を実施しました。

※青春出版社「骨格リセットストレッチ」2017年参考

シューズは自分のタイプと合っていますか?

「股関節の痛み」に限らず、ランニング障害に大きく影響しているのが「シューズ選び」です。タイムによって選ぶ方法もありますが、自分の「走法」によって「シューズのタイプ」を選ぶことをお勧めしています。

走り方には、大きく「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」の3種類があります。シューズにも、「ストレート」「スライス」「フック」の3種類があります。走法に適合したシューズ選び、ぜひ試してみてくださいね。

今回は「スライス」から「フック」に変更してみました。

ランニングフォームは合っている?

体型(骨格の比率)が違うのに、走り方はみんな一緒?従来は、理想とされる走り方は一つとされていました。しかし、私がランニング障害を研究したところ、走り方は「体型(骨格の比率)」によって分ける方が好ましいことが判明しました。

走り方は大きく3種類、「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」になります。

また、それ以前に基本的な「ランニングフォーム」ができているかどうか、ここが大きなポイントとなります。今回は、「走り方」以前に、流れるような「ランニングフォーム」では無かったために、ブレーキロスや滑らかな重心移動、そして無駄のない推進力を得られるようなアドヴァイスとなりました。

ぜひみなさんも、自分の骨格に合った「走り方」や「基本的な走り」を身につけて、痛みがないことはもちろん、さらにレヴェルアップした走りをお楽しみください!

今回は「スイング走法」から「ツイスト走法」にチャレンジして頂きました。念願のサブファイヴを達成!自分らしい走り方を見つけられて、痛みを忘れて、さらにレヴェルアップしたくなってきたようです。頑張ってくださいね!

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

鈴木清和
ACAF認定アスレチックトレーナー
骨格ランニング®提唱者
3軸理論®提唱者
Kinetic Chain Control®提唱者
箱根駅伝出走を志し大学進学もスランプと怪我により満足に走れず引退。一度は一般企業に就職するも、周囲にトレーナーへの道を嘱望され転身。治療院や整形外科、総合病院、スポーツ医科学センターなどでランニング障害(スポーツ障害)について研究し、数年後「ランニング障害の本当の原因」を解明。以降、プロトレーナーとして活動開始。ランニング以外にもサッカー、野球、ゴルフ、登山、モトクロス、バレーボール、バスケットボール、トライアスロン、MTB、サーフィン、総合格闘技、スタント、バレエ、弓道、エアロビクス、サルサ、アルペンスキー、アメフトなど、幅広い種目のみなさんをサポート。


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