山田洋次監督 映画学校リスペクト
むかし、フォービスライフ江東でヘルパー研修のなんちゃってバイト講師をした。
で、二時間ずっと話すと声が枯れるから、テキストの読み合わせをしたら、読めない人が続出した。
何故ならば、福祉系大学の教授クラスが専門用語で書いてあったから。
んで、地曳律子ナース先輩に聞いたら、生徒さんのプロフィールを見せてもらえた。
すると、明らかに精神障害者みたいな内容の志望動機があったな。
あとさ、親の介護をきちんとしてあげたくてと書いてあり、20万円も学費を出してまで介護したい親って、いい親だったのかな?
それから、介護施設の跡継ぎさんもいた。
んで、色々と考えながら、講義の内容を考えたり厚生労働省のパクリとか、色々話の内容を適当にアレンジしていた。
そんなある日、いつもの様に精神障害の講義をしていたら、多分、摂食障害の女のコとそのお母さんみたいな生徒さんがいた。
私の話がいらんことを話したのか、摂食障害の女のコが具合が悪い顔つきになり、お母さんが慌てていたから、急遽10分休憩にして、休憩後は話を変えて認知症の話をしたかも。
生活習慣病と精神障害のテーマの講義をしていたから、不特定多数の前で自分の病気についての質問をする人がいることは想定の範囲内だから、事前に白い紙をわたして質問と感想はここに書いてくださいと伝えたよ。
で、アパートに帰りお手紙をみたら、かなり重症の統合失調症がいて、そもそもグループホームでゆっくり暮らして、就労は明らかに難しい感じだった。
何だかね、この人にヘルパー研修を勧めた奴は誰だろうかなと思いつつ、疲れて眠ったよ。
ていうか、みんな働かないとダメなやつみたいな風潮を作った、一億総活躍社会以前から、日本政府は世間知らずだった。
私の精神障害者顔占いは、役に立つ時と、具合が悪くなる時もあるから、いいんだか悪いんだかね。
追伸。
50代くらいの女性が私の講義の話をきちんとノートにまとめて資料を使いながら娘さんに教えてあげたら、お母さんなんか女子大生みたいだねと言われたらしい。
その女性は、高卒がコンプレックスだったから、娘の一言が嬉しかったと笑っていたよ。
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