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習う?習わない?・売る?売らない?(アクセサリーの話)

アクセサリーを製作販売している人が増えています。
作り方はどこかで習っているのかな?
安く売れば見よう見まねでいい?
いや?お金をもらうって、いいかげんじゃダメなんじゃないの?
そんな思いを書いてみました。

私のビーズアクセサリー作り

ビーズアクセサリーを作りはじめて10年以上経ちました。

最初にはじめたきっかけは、購入したアクセサリーが壊れたときに自分で直したことからでした。その後、本を見ながら作るようになり、正式に習ってみようと先生の門をたたきました。最初にビーズステッチを習いました。

その後、クロッシェやらワイヤーワークやらたくさんの認定資格を持つようになりました。
今でも、自分でも作れるはずなのに先生を呼んで講習会企画したりしているって他人から見たらただの物好きです(笑)

認定資格について

習う・勉強することが好きなので、一つ学んだらその次も知りたくなる性分です。「認定資格が取れるから」という目的で習ったことはほとんどありません。

最初に取った認定資格<ビーズアートステッチ>は、コースを一通り終えたときについてきちゃったんです(笑)その後も学びたいものがあると、つい一通り習ってしまい、いろいろ認定が増えてしまいました。

何だったか忘れましたが、認定を取らないと習えない作品があるというクラフトがあって、それはそのために認定を取りました。

資格がないと教えられないっていうのは、学校の教員免許以外はそうあるもんじゃないと思っていました。(教員免許の更新制度ができる前は免許持ってました 笑)
(現在、文化センターの講師登録は、協会などの認定資格が必要なところがあるようです。)

販売も同じで認定資格がないと販売できないアクセサリーってほとんどないと思います。(協会によっては、認定資格がないと販売できないと規約がある場合があります。)

作家仲間で出た話

先日、同期でビーズ刺繍を習っていた
売れてるアクセサリー作家さんとの話で、

今、アクセサリーを製作販売している方たちの中には、誰にも習わず、ネットの動画を見て、作って、手作り市(マルシェ)で販売している人が結構いるんだよ~

という話題になりました。その作家さんは、

「とっても上手ね~。誰かにどこかで習ったの??」

って聞かれることがあるそうです。

彼女はもちろん講師認定もお持ちです。
「誰にも習わず、どんどん販売できる」っていうのを
ある意味「尊敬するー」って言ってました。

習うとわかることがある

ネットで見て、材料を購入して組み合わせて、取り付けただけの作品は、誰が作っても同じようなものができます。
材料屋さんの流行が作品の流行になるのです。

取り付け方も壊れにくい方法などの秘訣がありますが、
本や動画ではわからないこともあります。接着剤の選び方などもいろいろです。

材料の価格と工賃で作品の値段が決まりますが、1時間に何個もできるものと、私たちが作るような一晩で1個できるかどうかの作品とでは当然値段が違います。っていうか同じじゃおかしいです。(苦笑)

自分でパーツを作ることができるというのがオリジナルにつながるなら
ビーズで編んだボールや花など自作パーツはオリジナルの宝庫です。
自分で描いた絵の通りに刺繍をして作るビーズ刺繍は絵がオリジナルなら間違いなくオリジナルです(笑)

パーツを組み合わせるだけの製作に行き詰まったら
自分の作品が壊れやすいと思ったら
技術の未熟さを感じたら
何か他に付加価値をつけて値段を上げたいと思ったら

是非、ビーズアクセサリーの教室を訪ねて習ってみてほしいと思います。
先生方も新しい感性の訪問を歓迎するはずです。

売るのが苦手な人もいる

そういう私はいくら習っても売ることにつなげられない人です。

売ったものがすぐ壊れたらどうしよう?(普通の使い方では壊れないように作ってあります)
帰ってから、こんなの買っちゃってしまったなあって思われないかな?
こんな値段つけていいかなあ?

な~んて思ってしまい、販売につながりません。
教えるほうは平気なんですけどね。

売るのが得意な人
教えるのが得意な人
習って自分や家族のものを作って満足な人
いろいろいるから面白いんですよね~。

アクセサリーを作って売るからには…

お金をもらうなら、しっかりしたものを提供してもらいたいです。
売った後がちょっとでも心配だったら、習いに行ってほしいです。

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