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こうして私は保育士試験に合格しました#9<実技でピアノを選択した方へ伝えたいこと>

子どものためのアート&工作アイデアクリエイターの
kokinokoです。
色んな素材や方法を使ったアートや工作のアイデアを
紹介しています。

今回は「こうして私は保育士試験に合格しました」
のタイトルでシリーズ投稿している
初挑戦して合格した保育士試験の話です。
シリーズ第9回目は
<実技試験でピアノを選択した方へ伝えたいこと編>です。
保育士試験を受ける方の
少しでも参考になればと思います。

令和6年度前期の実技試験まであと2週間ほどとなりました。
試験に向けて練習に励まれている頃かと思います。
今回は<実技試験でピアノを選択した方へ伝えたいこと編>で、
ピアノに関するポイント4つをご紹介したいと思います!



<その1> 練習で使用するピアノについて

ピアノを選択された方はどんなピアノで練習されていますか?
アップライトピアノ、グランドピアノ、
または電子ピアノやキーボードで練習していらっしゃるかなと思います。

アップライト・またはグランドピアノの方は日頃からアコースティックピアノならではの鍵盤の重さに慣れているとはいえ、ピアノの個体差が激しいので重さの差があることを予め想定しておきましょう。

電子ピアノやキーボードで練習されている方は本物のピアノで弾いた際に重く感じますので少し強めに弾く練習もしておくと良いと思います。
可能であれば、試験前に1度は本物のピアノで弾く機会を作ることをお勧めします。


<その2> 声量に自信がない方へ


あなたは声量はある方ですか?それとも、ない方ですか?
声量がある方は自信を持ってそのままピアノを弾いてくださいね!

私は残念ながら声量があまりない方なので不安でした。
しかも、緊張すると声が小さくなりがちなので私のようなタイプの方には特にお伝えしたいことがあります。

アップライトピアノは文字通り縦型のピアノですので、イスに座った際に顔よりも高い位置までピアノの正面の板がある状態になります。
電子ピアノやキーボードの場合、正面に何もさえぎるものがない状態なので歌声も前方へ届きますが、アップライトの場合は正面を向いて歌うと声が打ち消されるような感じになります。

学校の音楽室やホールでのピアノは低音側(左手側)が部屋の奥になるよう設置され、観客は高音側(右手側)に位置するようになっています。
私は試験会場でもピアノはそのような位置になると思いこんでいましたが、受験した部屋では試験官の方々が低音側(左手側)でに着席されていました。声量のない人間にとっては声が届きにくい位置でしたので、声が通りやすい方向を向いて歌うと良かったなと反省(汗)
試験会場のピアノのタイプ、向きによっては顔の向きを変えて声が届きやすくする必要があるかもしれませんので、臨機応変に対応できるよう正面だけでなく、右や左側を向いて歌う練習もしてみるとより自信が付くと思います!

また、本物のピアノで練習している方はピアノを間違えないようにと力んで弾いてしまうとついつい音量も大きくなります。
声量のない方はピアノの音量を控えめにすることに心がけると良いです。
ご自分の声量とのバランスを考えて練習しましょう。


<その3> ピアノ演奏に不安がある方へ

ピアノの練習は十分にできていますか?
苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが練習で必ず上達します!
以下のポイントを4つを確認して、効率よく上達させましょう。

 1.練習の方法にバリエーションを
 
 
  当日は両手で弾きますが、両手練習ばかりしていませんか?
  右手だけ、左手だけの片手練習をしましょう。
  意外に思われるかもしれませんが、楽譜を見ずに片手(特に左手だけ)  
  で弾くと弾きにくく感じます。
  両手だからこそ感覚的に覚えていた部分があるんです。 
  簡単だと思っている部分でミスすることもあるのでそれを防ぐ為に片手   
  ずつを完璧に弾ける状態にしましょう。 

  

 2.練習のバリエーション紹介

  ①両手練習
  ②右手だけの練習
  ③左手だけの練習
  ④右手のみピアノを弾いて歌を歌う
  ⑤左手のみピアノを弾いて歌を歌う
  ⑥全部の音をスタッカートで弾く
  ⑦テンポを半分の遅さで弾いたり、速く弾く

  いろんなバリエーションで弾いてみると自信が付きます!

 
  3.テンポの確認 
   
  ①
テンポは適切ですか?独りよがりのテンポになっていませんか?
  ②初めから最後まで同じテンポですか?
  ③弾きにくい部分だけ遅くなっていませんか?
  ④子どもたちと一緒に歌う想定で弾きましょう。
  ⑤メトロノームに合わせて弾いてみましょう。
  ⑥緊張で早く弾いてしまうこともあるので、演奏を撮影して聴いてみま 
   しょう。


  4.練習量の確認
 

  どれくらい練習したらよいのか判断に迷いませんか?
  私は初めの音の手の位置を確認してから、
  目をつぶって弾いてもミスをしなくなるまで練習しました。
  ピアノは耳や頭で音を覚えるだけでなく、手の筋肉の記憶がとても大切 
  です。試験当日は楽譜を見て弾いてOKですが暗譜するレベルまで練習し 
  ておくと安心です。 


<その4> 楽譜の準備について

  楽譜の準備は大丈夫ですか?
  見やすい楽譜ですか?
  楽譜が見にくい場合は拡大コピーしたり、
  間違えやすい部分に〇をつけたりしましょう。
  試験会場では旋律のみの楽譜がピアノに置いてありますが、
  ご自分の楽譜を持っていらっしゃる方が多いと思います。
  楽譜はコピー用紙に印刷したものだけですと
  風で飛んだりする可能性もあるので折り曲がったりしないようファイル 
  に入れたりしましょう。
  私は譜面台で楽譜がくにゃっと折れ曲がったりする心配もしていたので 
  厚紙に貼って準備しておきました。不安要素は全て取り除いておくと安 
  心です!

まとめ

試験まで約2週間ですが、あっという間の2週間になると思います。
演奏を撮影して、ご自分が試験官だったらどう評価するのか、
ご自分の演奏を確認してみてください。
練習した分、自信につながりますので頑張ってください!

今回は
「こうして私は保育士試験に合格しました」シリーズ
第9回目<実技試験でピアノを選択した方へ伝えたいこと編>でした。

つづく


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