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赤ちゃんって何で泣くの

助産師としてたくさんのママたちにお話を聞く中で、一番の戸惑いは「おむつも替えたばかり、ミルクも飲んだばかり」なのに何故泣くの?ってことだと思います。
赤ちゃんはお腹いっぱいになったら寝るもの、っていう先入観?イメージ?があるのではないでしょうか。

赤ちゃんは良く泣きます。入院中の生まれて5日くらいは比較的眠っている時間もあるかもしれません。
しかし家に帰ると(帰った途端?!)、まあよく泣くこと!!(個人差も大いにあります。起きている時間は常に抱っこでないと泣く赤ちゃん、比較的よく眠っていてミルクを飲んだらまたすぐに寝る赤ちゃん…)
赤ちゃんが泣くと、どうにかしないと!とママのスイッチが入ります。
外出中だと他の人の目も気になることもありますね。実際ネットや子育て本にも、0〜1ヶ月 16〜18時間、1〜3ヶ月 14〜15時間、3〜6ヶ月 13〜14時間などと睡眠の目安が書かれていたりして、不安になることもあるのではないでしょうか。
これぐらい寝る赤ちゃんもいるでしょうが、実際は当てはまらない赤ちゃんも多いです。
ネントレも話題で本も多く出ていますが、上手くいく赤ちゃんがいればそうでもない赤ちゃんがいるのもまた事実だと思います。

赤ちゃんも大人と同じ1人の人間ですので、寝る時間、授乳量、泣く時間など何でも個人差がとても大きいです。




赤ちゃんの泣く理由…もちろん空腹、まだ飲み足りないってこともあると思いますが、暑い、寒いという訴えや、背中スイッチという言葉があるようにただただ抱っこされて安心したい、そしてそのまま眠りたい、布団で寝るのが嫌、他の景色を見たい、置かれてるだけじゃつまんない、など色んな理由があると思います。いくらママでもその理由まで全て理解するのはとても難しいことです。

赤ちゃんってお喋り出来ない分泣くしかないんですよね。

そう!赤ちゃんって泣くんです。


そんな時はもうひたすら抱っこしてあげたらいいと思います。(ただしママの気力、体力があればの話)
でも赤ちゃんと2人きりの空間で、ずっと泣かれるのもきつい…そんな時は外に出てみましょう。意外と泣き止むかもしれません。外の空気に触れて赤ちゃんも眠ったり、キョロキョロと外の景色に関心を持って気分も変わるかも。

また少しぐらい赤ちゃんを泣かせておいても大丈夫。外に出れない時は、周囲に危険がないことを確認してから、少しの間赤ちゃんから離れましょう。


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