何度も読み返す本

「４９歳秘湯ひとり旅」
松本英子さん著　朝日新聞出版

私にとって
お守りみたいな本です。

タイトル通り
温泉好きの松本さんが
各地の秘湯を訪ね歩く
エッセイ漫画

なのですが。
よくあるタイプの
ここがおすすめ、行くべし！
みたいなガイド本の感じはなく

作者の松本さん視点で
風景と心理描写が多め

松本さんの人生観を
覗き込むことで
自分の人生観にも思いを馳せる
とても静かな本です。

温泉を訪れて
その時見た情景や景色
人との会話から湧き上がる
様々な感情や思い出を
丁寧に綴られています。

風景が緻密に描かれていて
台詞も少なめなので
実際に松本さんの立場に立って
その秘湯を旅している気分

本の中に入り込んで
ゆっくりのんびりと
温泉に浸かっている気分に
本当になれる。

読んでいるたけで
その土地へ行った気分になれる。
松本さんはその土地と
全身全霊で向き合うのがお好きな
ひとり旅好きの方。

同じくひとり旅が大好きな私は
心の底からリラックス出来るのです。
温泉に浸かりながら

今までひとり旅で訪れた場所を
懐かしく思い出すことが出来る。
それはとても楽しいことです。

読んでいてこれほどまでに
共感できて良い気分になれる本は
そうそうありません。
ひとり旅がお好きな方。

ひとりで過ごすのが
お好きな方に
特におすすめしたい本です。

そしてちょっと疲れたなあと
思っている時。
効果抜群！
よろしければお試しください。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

ここまで読んでくださいまして
どうもありがとうございます！