宮島散策そのさん

タイトル写真は
空海さまが灯したと言われている
「消えずの灯」。
宮島ロープウェイ獅子岩駅から
２０〜３０分ほど登った場所にある
「霊火堂」の中にあります。

今回の旅で見てみたいと思っていた
光景の一つなので
実際に目にすることができて
感無量でした。

１２５０年もの長い時間
この場所で変わらず
ずっと大切に守られているって
本当にすごいことです。

囲いで厳重に覆われていても
おかしくないくらいに
たいへん貴重なものだと思うのですが
「霊火堂」の中はどなたでも自由に
出入りできます。

遮るものも何もなく。
ただあかあかと燃えている
空海さまの灯。

実際に目にすることができて
とても嬉しくて。
しばらく火を見つめて佇んでいました。

なんだか名残惜しくて
離れがたく。
何度か出入りしては
眺めていたところ。

タイトル写真の
火にかかっている大きなお釜の蓋を
持ち上げようと奮闘している方と
目が合いました。

かなり重そうな蓋。
両手で持たないと辛そうなのに
その方の片方の手にはひしゃくが。
条件反射で思わずひしゃくを受け取りました。

そうしましたら。
「助かりました。よろしければいかがですか？」
と言われ、何のことやらと思うと
その釜の中に入っている白湯は
どなたでも自由に飲んで良いらしく。

「あちらに紙コップがありますから、どうぞ。」
と促され、言われるままに
ありがたく頂戴しました。
何でも万病に聞くという
ありがたい白湯だそう。

空海さまの火を見るのに夢中で
部屋の隅に紙コップが置いてあることに
全く気づきませんでした。
しかも自由に飲んでいいだなんて。

注意書きなど見当たりませんでしたので
その方が教えてくださらなかったら
気づかないまま私は
霊火堂を後にしていたと思います。
ありがたい…！

もしこれから霊火堂を
訪れるという方はよろしければ。
入口から見て左の隅に
紙コップが置いてあります。
蓋は重いようなのでお気をつけて。

ここには霊火堂と本堂がありますが
頂上はまだもう少し登った場所にあります。
空海さまが修行をされたと言われている
弥山（みせん）山頂。

ではまた次の記事で。
今日も一日お疲れ様でした！

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ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます！