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人生は何事もなさぬには長すぎるが、何事かをなすには短すぎる

「山月記」中島敦著
主人公の言葉です。
この言葉。

私は絵を描いている時に
ひしひしと実感します。
描くためには結構なエネルギーを
使うのでどうにも気が向かず
しばらく筆を置く期間もしばしば。

しかし。
結局描いていないと
どうにも気持ちが落ち着かない。
そして大して練習もしていないくせに
上手くなりたいと思ってしまう。
難儀な私の趣味です。

お絵描きをしていると
時間があっという間に
過ぎ去ってしまいます。
あまりの速さにびっくりするほど。

ここ最近は
文章を書く楽しさに目覚めて
ご無沙汰だったのですが。
久し振りに今日描いてみて
改めて実感。

時間泥棒だ…!
ということでタイトルの言葉を
思い出しました。
もっと自分が思うように、自由に
描けるようになりたいけれど。

絵って決して、
急に上手くはならないのですよね。
毎日の積み重ね。
筋トレに似ています。

「山月記」。
高校の授業で初めて読んだ時の衝撃が
忘れられません。
臆病な自尊心、尊大な羞恥心。

………。
初心に帰る心持ちです。
最近は人と比べてしまい
描くことがずっと辛かった。
描くことから逃げていました。

ぼちぼちまた
向き合っていこうか。
ゆっくり、自分のペースでいいから。
そして自分だけで終わりにせず
人の目にも触れるようにしよう。

「山月記」はずっと、
私の心のお師匠です。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます!







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