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大師様の元へ

来週、一泊二日で
高野山へお参りしに行こうと
思っています。

初めての高野山です。
先日、代官山の蔦屋書店の
ラウンジで食事をした時に、
ふと手に取った雑誌。

それは「空海」特集号でした。
弘法大師。
「弘法も筆の誤り」の
大師様ですね。

歴史の教科書に
名前が乗っていたな、
くらいの認識だったのですが。
この特集号を読んで、
すっかり大師様を好きに
なってしまいました。

まず、「空海」。
くうかいさま。
空と海。
なんて綺麗な名前なのだろう、
とは思っていたのですが。

高野山。
真言宗の一大聖地です。
名前は勿論知っていました。
けれど今回、雑誌で初めて
知ったこと。

ここ高野山は
宗教も宗派も問わず、
誰にでも平等に
開かれた聖地であること。


歴史上の名だたる有名な人たちが
高野山に勢揃いしています。
みなさま一様に肩を並べて、
静かに眠っています。
国内も国外も問わず。

勿論有名な人たちばかりではなく。
高野山を慕って、選んで。
たくさんの色んな人たちが
眠っています。
宗派を全く問われずに。

それにとても、感激し。
深く感銘を覚えました。
だって、それって本当に、
すごいことなのでは!?

同じ宗教同士でも
宗派の違いで争い、
憎み合っている歴史が
ずっと昔から、未だに
繰り返されている中で。

そんな素敵な、
まるで天国みたいな
この世のユートピアが
あるなんて!

何でも大師様は
当時世界最高の宗教家であり、
哲学者でもあった
恵果阿闍梨様の、唯一の
正統後継者なのだそうです。

遣唐使として、唐に渡った際に
日本にこの教えを広めなさい、と
師匠の全てを受け取った
唯一の弟子なのだそう。

他にたくさんのお弟子さんが
いたのにも関わらず、
阿闍梨様は空海様、
海の向こうから来た
大師様のみに教えを授けた。

しかもその後すぐに、
阿闍梨様は亡くなっているのです。
自分の教えを授ける相手に
空海様こそふさわしい、と
思ったのですね。

…なにそれ、
めちゃくちゃ格好いい!
と、何ともミーハーな心持ちで
思ってしまいました。

すごい方なのだなあ。
お会いしたいなあ。
そう考えていた矢先。
ふと。

来週ちょっと休みがあるけど、
どうかな、とその日の宿坊を
検索してみたら。
私の予算の範囲内で、
なんと一部屋だけ空いていたのです。

思わずその場で申し込んでしまい。
後から確認したら、
その宿坊は「清浄心院」という
お寺さまで。

なんと大師様がいらっしゃるという
奥の院の御廟に、いちばん近い
お寺さまだったのです。
…わわわわ!嬉しい!!

宿坊の予約をした後に、
旅行ガイドを買って
帰ったのですが、なんでも
夜に「奥の院ナイトツアー」と
いうものがあるらしく。

場所が奥の院なので、
奥の院にいちばん近いお寺さまに
宿泊ということは、
すごく参加しやすい!

これも後から知ったのですが、
高野山はとても広くて、
宿坊もたくさんあるのです。
たくさんあるということは。

奥の院と言う場所は
その名の通り、高野山の
いちばん奥の場所です。
お寺さまや、周辺のお店は
夕方には営業を終えてしまうところが
ほとんどで。

ですので、入り口の大門よりの
お寺が宿泊場所ですと
ナイトツアーの参加が
難しくなってしまうようなのです。

なんてことない偶然なのですが、
なんだか大師様に
お呼ばれされているようで、
とても嬉しい心持ちです。

来週行ってきましたら、
noteにその時のことを
色々綴ろうと思っています。
大師様にお会いできるのが、
今からとっても楽しみです!

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます!






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