2023.11.2

眠い。寝るのが好きだ。一時停止。また始まるとはいえ、一時的に停止。

また目覚める、再開。簡単には割りきれない現実が、単純には抱き寄せられない身体が、溢れた日常。身体はいつも燃えている。炎症につぐ炎症が、私の身体を引っ掻きまわす。自分で自分を傷つけるループ。念仏唱えても救われない。

一時停止。暗闇よ、そばにおいでよ。私の身体のことを忘れさせてよ。たったの一時停止だけでも、私の身体が誰かに触れてもらえる可能性をわずかに抱えているということを、忘れさせてよ。かつて私の身体に触れた人がいたことだって、それすら、忘れさせてよ。

ひんやり冷たい冷蔵庫、どこにだってある。私が安らげる冷気がここにある。

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