なんのために生きるのか

うつでなくとも、自分の生きる意味を考えることはある。

特に状況も変わらないのに、落ち込む時は落ち込む。悲観的になる。

冷静に見れば何も変わらないので、「なぜこうも悲観するのか。未来があることは希望なのにそう思わないのか」と自分に問いかけ、自分が状態異常にかかっていることに気づくわけである。

思うにうつ病の人はエネルギー不足だから、「未来があるといことは、これから自分で変えていける」なんていう考えはできない。

エネルギーのない自分、思うように動けない自分に接し続けていると、「もうずっとこのままではないか」という不安に苛まれるのでは、と思う。

少なくとも私はそうだった。

全てのうつの人がそう感じると決めつけたくはない。その原因も色々とあるだろう。

ただ、思い通りにいかないこと、もがくだけの毎日が続くこと、それだけで、エネルギーを消費するだろうということはわかる。

回復しづらい、そういうものと戦っている。

誰もが考えることを考えないようにする、今、辛い時だけでも忘れようと努める。

それは逃げではない。自分をまもること。

生きる意味なんて、生きる気力が湧いてから考えたらいいのだ、たぶん。

それまでは道端に放置。

生きるのは楽しいのが正解だ。

たぶん。…そうだといいな。

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