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#357 仏隆寺

 昼食後、私と妻は仏隆寺に花見に行った。室生寺の南門に位置する仏隆寺は、嘉祥3(850)年、空海の弟子によって創建されたと言われているお寺だ。山のお寺は、桜の満開の頃になっていた。

 参道入り口では、古木の『千年桜』が、私たちを迎えてくれた。とても太い幹からたくさんの枝に分れた満開の『千年桜』は、空高く伸びていた。たくさんの人がスマホで写真を撮っていたが、巨木の全体を写すことは難しかった。

太い幹から枝分かれした『千年桜』


 石段を上ってお寺に行った。境内にあるピンクの枝垂れ桜が、青い空に映えていた。

境内の枝垂れ桜


椅子に座りお茶を頂いた。茶菓子の桜餅は大きかった。

大きい桜餅がおいしかった。大和茶の発祥の地。

山から吹き下ろすそよ風に、花びらが舞った。
 本堂や石室をゆっくりと見学して、私たちは山門をあとにした。

 私たちが駐車場のあたりから、再度『千年桜』を眺めていた。ガイドさんに案内されたツアーの観光客が、長い列を作りながら山門の石段を上っていった。

#桜前線レポート


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