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NBA 2021-22 Week5(11/16-11/22)

はじめに

みなさん、こんにちは。
今回もお読みいただきまして、ありがとうございます。
初めての方は、はじめまして。
kokiです。

BKN観戦記の第五週でございます。

アウェー遠征を終え、ホームでの3試合となっております。

vs.GSW 2021/11/17

第五週の初戦は、リーグ首位の勝率を誇るゴールデンステイト・ウォリアーズ
先週の Players of the Week 同士の直接対決である。

先日のOKC戦で足を痛めたハリスに変わり、ミルズがスターターとなった。

1Q、好調のデュラントから始めようとするも、GSWの素早いダブルチームにより阻止される。先制点は、ミルズのスリーポイントとなった。
その後は、両エースの点の取り合いを中心にゲームは進む。
ブルブラのアンド1や、綺麗なボールムーブメントを軸に得点を重ねる。

対するGSWもカリーを中心に互角の戦いを展開。
BKN 34 -31 GSW で1Qを終える。
この時点で、デュラントとカリーが共に12点ずつ得点。
PotWの名に恥じぬ活躍を見せた。

気になったのは、ファールの多さ。
どちらに笛が寄っていたわけでは無く、全体的に軽い印象を受けた。
と書こうと思って見直してみると、BKN 3 - 9 GSW とかなり寄っていた笑。体感とは当てにならないものである。

2Q、いつも通りデュラントはいったん下がる。1Qに2ファールを記録しつつも出続けるカリーに対して思わぬ伏兵が奮起する。デアンドレ・ベンブリーだ。カリーの巧みなハンドリングにも惑わされず、好守を見せた。

このまま互角の展開を見せるかと思われたが、そうはいかなかった。
その要因となったのは、アンドリュー・ウィギンスである。

1QではFGM 0の無得点に終わっていたウィギンスであったが、2Qに覚醒。
このクォーターで、FG 4/5(80%) の13得点の活躍。

BKNもミルズのスリーポイントなどで食らいつこうとするも、ウィギンスの2Q終了とともに放たれたブザービーターで、ビハインドを背負い前半を終えた。

スコアは、BKN 58 - 63 GSW

3Q、前半好調だったBKNのオフェンスに綻びが生じ始める。
デュラントは常にダブルチーム、若しくはドレイモンドかイグダラがマンマーク。
さらには時折トライアングル2なんかも活用され、このクォーターは FG 0/8 と一気に調子を落とすことに。

それを見てか、ハーデンが離されまいとオフェンスモードに。
しかし、ハーデンの10得点も虚しく点差は段々と開いていった。

ミドルシュートが入らないBKNに対して、リバウンドから着実に得点を重ねるGSW。GSWのチームディフェンスの完成度の高さが出た時間帯だった。
さらには、イグダラのブザービーターも決まる。

気づけばスコアは、BKN 76 - 98 GSW と22点のビハインドまで広げられていた。

その後、3Qに付けられた点差を返すことはできず、BKN 99 - 117 GSW で敗戦となった。

4Qは本当に内容が無く、BKNの公式Twitterもツイート数0という始末笑。

以下、最終スタッツ。

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vs.CLE 2021/11/18

二戦目の相手は、クリーヴランド・キャバリアーズ
GSW戦に引き続き、ハリスは欠場のため同じスタメンでのスタートに。

対するCLEはスタメンのうち4名が欠場ということで、必勝のゲームとなった。
余裕があれば、プレイタイム等もうまく管理していきたいところ。

1Q、先の試合では不調かと思われたデュラントだったが、FG 5/8(62.5%) で13得点と本領を発揮。やはり、GSWのディフェンスが優れていたことを再認識させられた。
さらに、チーム全体の意識としてはディフェンスリバウンドなどの意識が格段にアップしていた印象を受けた。BKNには珍しい、好守からの速攻の場面なども見られた。

前日の敗戦をしっかりと糧にできている模様。
オフェンスに関しても当然ではあるが、前日よりも気持ちよく攻めれている印象。

ただ、これはもちろんチームディフェンスとして完成しているGSWと、スターターの4人を欠いているCLEでは強度が段違いなので、手放しで喜んでいいことではないとは思うが。

まあそれはさておき、とりあえず1Qをリードで終えることに成功する。
スコアは、BKN 31 - 25 CLE

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2Q、スターターが下がり、ベンチメンバーを主力に戦う時間帯。普段はこの時間帯にリードを一瞬で溶かし、デュラントとハーデンをすぐに戻さざるを得ない状況になることが多い。
しかし、この試合はそうはならなかった。

原動力となったのは、ジェームズ・ジョンソンだ。
2Qで 11:21 とほぼフル出場し、無得点ながら、4リバウンド4アシストを記録。ファールも三つ取られたが、それ以上にポジティブな影響をもたらしてくれた。

アシスト先として、しっかり決め切ったオルドリッジの活躍も忘れてはいけない。
ジェームズ・ジョンソンとのPnRに加えて、ミドルシュートも沈めて8得点
中には豪快なボースハンドダンクも飛び出した。

その後、ハーデンとデュラントがコートに戻り、さらにここから引き離せるかと思ったが、そうはいかないのがBKN笑。5:37-2:33 の間、無得点という状況が続く。
このような少し停滞した展開になるほど、カイリーがいればなと思ってしまう。

その後はジリジリと復調し、グリフィンのアリウープで締め。

BKN 62 - 41 CLE で前半終了。

3Q、先の敗戦を経て順調かと思われたBKNだが、徐々にボロが出始める。
意識が改善されたように思われたディフェンスとリバウンドが、少しずつ緩み始めた。安定していたのは、ミルズのスリーポイントくらいか。
段々と点差を詰められ、気づけばリードを10点以下まで溶かし3Qを終える。
スコアは、BKN 81 - 73 CLE

4Q、リードを維持しつつデュラントも温存できるかと思ったが、そうはさせないのがBKN。

まあ、その後はボチボチって感じで試合終了まで行きましたとさ。

10点差での勝利とはなったものの、もう少しPTなど改善できた点はあったように思う。

以下、最終スタッツ。

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この+/-の画像からも分かるように3Qの立ち上がりが非常に悪い。
13点を詰めらるというのは、いかがなものか。
それと、要所要所で見られた無得点の時間帯。あのような時間帯に、カイリーがいてくれればなと思ってしまう。

ポジティブな点は、ジェームズ・ジョンソンの活躍だろう。
個人的に、今季の補強枠では一番影の薄かったJJだったが、この試合では有用な場面が多かった。この調子でスターターのPT節約に繋げて欲しい。

vs.ORL 2021/11/20

今週最後の相手は、オーランド・マジック。
先日の vs.CHI で肩を痛めて以来、毎試合肩を気にする素振りを見せていたデュラントが欠場となった。

代わりにスターターに入ったのは、ベンブリー。

対するORLかカンファレンス最下位クラスなので、デュラント抜きでも勝ちきって欲しいところではあるが果たして。

1Q、デュラントに変わってスターターとなったベンブリーが早速魅せてくれる。
ゲーム開始直後から、2ブロックを披露する。その他にもディフェンスで存在感を発揮。

このまま優位に立てるかと思いきやそうはいかなかった。
ある意味いつも通りではあるが、ディフェンスの崩壊である。

ORLのスリーポイントに対して、全くと言っていいほどクローズアウトしないBKN。その結果ORLにスリーポイントを 6/10(60%) の精度で許し、スコアも BKN 25 - 41 ORL と16点の大量ビハインドを抱えることになる。

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2Q、ハーデンがコートにいる時間帯は、お髭と愉快な仲間達戦法でリズムよく戦えていた印象。ただ、ハーデンからのパスを待つあまり、周りの4人が棒立ちになってしまっている場面が多く見られた。ハーデンを活かすためには、その方がいいのだろうか?

ディフェンスは相変わらずで、残り 5:4055失点と120点ペース。
常に1人がオープンになっており、4人しかコートにいないのではと思ってしまうほど。

また、途中でBKNの守備の要であるブルブラが負傷交代してしまった。

スコアは、BKN 53 - 62 ORL で前半終了。
点差を縮めることができたのが、唯一のポジティブな面か。

3Q、前半とは打って変わってオフェンシブな展開に。
ハーデンがこのクォーターで13得点の活躍を見せる。
さらに、それに加えてミルズのシュートも入り、8得点
全体的にパスがうまく繋がり、チームとしては37得点で逆転に成功する。

BKN 90 - 83 ORL で最終クォーターへ。

4Q、問題のハーデン不在の時間帯。
オルド、ミルズのSAS産安定コンビを中心にオフェンスを展開。
途中詰められる場面もありはしたが、接戦の末なんとか勝利を納めた。
BKN 115 - 113 ORL

以下、最終スタッツ。

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週間総評

ということで、今週は2勝1敗で終えた。
ベンブリーやジェームズ・ジョンソンの活躍を見れたことで、補強の成果を確認することができた。今後もデュラント、ハーデンのPT節約につなげて欲しい。

気になるのは、立ち上がりの悪さか。
1Qと3Qの開始直後の時間帯に、点差をつけられることが多い。
基本的に全てが後手に回ってしまっている印象。
持ち前の攻撃力である程度の点差であれば返せてしまうことが、気の緩みに繋がっているのではないかと思う。
可能であれば、前半で試合を決めてしまうということもしてほしい。
それこそ、持ち前の攻撃力を持ってすれば決してあり得ない話ではない。

あとは、負傷者問題。
ここまで目立った負傷者がいなかったBKNであったが、ここにきてハリス、デュラント、ブルブラとメインのローテーションに関わる範囲で欠場者が出ているのが気がかり。これが他の選手の負担に繋がり、更なる負傷者が生まれないことを祈るばかりである。
逆に、普段あまりPTをもらえていない選手たちの良し悪しを判断する機会になってもらいたい。

POTW of BKN (Player of the week)

今週のPOTWには、デアンドレ・ベンブリーを選出したい。

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持ち前のディフェンス力を発揮し、脆弱なBKNのディフェンスを強化する大きな要因になってくれた。
今後もチームを救ってくれることが予想される。

以下、平均スタッツ。
30 min / 5.3 pts / 2.6 reb / 1 ast / 1 blk
スタッツに残らない、ディフェンスなどでの献身的な働きが素晴らしかった。

おわりに

ということで第五週の感想でした。
来週は、CLE,BOS,PHXの3戦です。
b2bがあると筆者の生活が圧迫されるので、3試合がありがたい笑。

それでは。✋






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