お面製作10周年マンに推しができました
今回の話はなんのお面製作の参考にもなりません。
私というオタクの話をお面界隈活動10周年及び
推しの着ぐるみさんができた記念として記事を書きます。
しかし、推しに会ったばかりの脳直文でとても読みづらいです。
よろしく。
◆私について
まず自己紹介。HNは霧崎(きりさき)。
由来は焼きたてジャぱんの霧崎雄一。
特に推しとかではなく、名前がかっこよかったから。
コンプレックスは低身長の癖に肩幅が強いこと。
あと褒められるのが苦手です。
でも私が作ったお面を見てオタクがタヒんでるのを見るのは好きなので、ゴーストお面製作者になるのが夢というか、もう半分そんな感じです。
◆お面製作に行き着いた流れ
小学生頃に夕食時にみたボーボボでオタクになる
↓
ネットサーフィンで二次創作というものにぶち当たる
元々お絵描きは趣味だったので完全に腐る
コスプレなどにも興味がでる
↓
高校生でバイト解禁と共にコスプレイヤーに
基本的には購入で、作れそうな小物などは自作
↓
レイヤー活動中にお面クラスタに出会い、自分も始めることに
しかし学生に用意できる金額ではないので半自作をする
↓
その後、数年して就職するのが嫌だったので
製作の楽しさを知りお面屋を始める
◆作例など
◆着ぐるみというものに対して
子供の頃は私の親が写真撮影好きで、何かのイベントや施設に着ぐるみがいると横に並ばされていたが、小賢しいガキだったので中に人がいることを理解していてすごく怖かった。
怖いのに親は無理矢理押し付けてきて余計に辛かったし、嫌がって泣く子供に対して周囲の大人はタジタジで半笑いになるので、周囲からの笑い者になる訓練はここでされたと言っても良いくらいトラウマになっている。
大人になって造形の興味から着ぐるみ活動を始めた後も、いきなり触られたり付き纏われたり、色々あったりしてあまり良い思い出はない。
単純に造形の興味と構造フェチからくるものだけで活動していた。
◆推しとの出会い
2023年、年明け。
前年に流行病に罹り体調を崩しっぱなしだった私はイベントの締め切りに追われていて、ほぼ毎日寝ていない状態が続いていた。
しかし、イベントに合わせて製作したお面のお披露目を延期すること数回。
体調が優れないので出せませんは絶対にダメだと思い、なんとか完成させようと死ぬ気で作業をする気でいた。
メンタルを保つ為に実践したのが⚾️団歌を聞いて自分を奮い立たせること。
上記の通り、⚾️団マスコットはアクロバットができるとは聞いていたので、凄い人を見て自分も頑張ろうと思いたかったが、それが沼の入り口だったのだ…。
◆私の推しについて
九州⚾️団の鷹。23歳のプロ野球選手で親族や友人が沢山いる。マッチョ。
最初にバストアップの静止画を見たときは「嘴の造形は好きだけど、顔は全体的に可愛い系(?)でタイプではないな」と思った。
さらに超絶個人的な話で、黄色は私親が着せたい服の色の上位なのに、似合わない色上位でもあるのでなんか好きではない。
しかし色々と調べてみると、身体能力が高くてコミニュケーション能力も高い。
彼が紹介される時に「ヒーロー」という肩書きをつけられるのだが“設定“とかじゃなくて、本当にヒーロー。かっこいい。
あまり野暮な事は書きたくないけど、こういう時に言われるのが「中の人は複数いる」とか「演出だよ」とかだと思うんだけど…
うるせえ!!!!!!!!!!
仮に複数人いたとしてもシームレスに推しとしていてくれればどうとも思わないし、私は「私のこと覚えてます?」なんて聞く厄介オタクではないので…。
全⚾️団マスコット内1位みたいな上順位はいくらかご配慮があるかもしれないけど、身体能力高いのは事実だし、複数にしても誰でも務まるレベルではない。
むしろ、心配になるレベルのパフォーマンスなんかもあったりするので複数人いた方が安心するまである。
マジな話をすると、色々な動画を見てて違和感を覚えたのは1回しかない。
年数を重ねるごとに考え方も変わるし、経験を積む事によって動きも変わるかもしれないけど、この1回は最近のものなので何かの事情でその時は“そう“だったんだろう…オタクはちゃんと現実も見れるよ…。
…話を戻します“基本的な彼“のこと、すごく空気を読めておちゃらけ役になったりツッコミ役になったりマスコットなのに裏方も積極的にやるのが凄く好きです。
最初に惹かれたのは尻(尾)だけど、それだけだったらここまで惚れないです。
人間には言語を発するという行動ができるけど、それがなくてもこんなに心が動かされるんだな、と感動したら惚れていました。
全員が絶対努力してるしそれぞれの役割があるので優劣もないけど、なんというか並々ならぬ努力をしているはずなのに、それを感じさせない余裕感というか謙虚さみたいなものが凄くかっこいいです。
私が彼のことを「男らしくてかっこいい」と感じるのは体型とか身体能力とかだけじゃなくて、その内面が大部分を占めてます。
◆実際に推しに会ってみて
詳細なレポはまた別に書きます。絶対長くなるので。
ぶっちゃけた話、恥ずかしくて碌に顔も見れませんでした。
表情変わらないし、動画で何百回と見てるのにね…。
恥ずかしさからなかなか話しかけられないし、迷惑かけたくないから話しかけれても即去るし、でももっと見たい…でも視界の範囲内にいてプレッシャーをかけるのは嫌なので頑張って物陰を探して、なんとかしてました。
本当に辛かった。
私もイベントで付き纏われる側になったことがあるけど、今はそれをやってきた人の気持ちがわかる…。
構われたいとかがなくても“見てたい“んだよな…付き人がずっと動画配信してくれるなら、私は自宅で仕事しながら見てても良いんだよ。
いや、今回現地に行って良かったから、実際に会う喜びはデカいけれども…。
なので着ぐるみイベントはパーテーション置きまくって死角を沢山作るべきだと思うよ。
それか工房主になるのおすすめです。
製作の勉強と言えば大体の着ぐるみさんはよく見せてくれるし、イベントに出展したときは卓という自分のスペースがあるので、店番するふりして着ぐるみさん眺め放題です。
…私の推しはそういう次元じゃないのが辛いけど、そういう次元じゃないから好きになったし、私は本当に好きなものには近づき過ぎたくないので、そうなるべくしてなったんだろう…。
オタクは血を吐きながら推しを推すのが✝️運命✝️だから…。
2023/03/10 追記:会いに行ったレポ書きました↓
◆まとめ
私もお面オタクの気持ちが分かるようになったので、これからよりいっそう製作を頑張っていこうと思いました。
この世のどこかで私が作ったお面を見て、私と同じようにタヒんでるお面オタクがいるんだなぁと思うと嬉しいですね。
今後ともよろしくお願いします。
◆余談
この「嬉しいこと」は私の着ぐるみに対しての見方が変わった上で、それを更に後押ししてくれた事と、推しの触れられない部分を少し垣間見ることができた出来事です。
今はもう⚾️団マスコットを卒業して地域活動をされてる方が、活動開始当初に“中の人”全開で書いていたコラムを今年になって再掲してくれた事です。
私が惹かれて調べるのを謀ったかのように…笑。
身を置いてる界隈柄、⚾️団マスコットにハマる前から「マスコットにも人権を」というような記事が話題になったのは聞いてたので、今になって調べてみてこの方の記事のひとつだったのかと点と点がつながりました。
(この記事は再掲されてないので、未読です)
現在時点で再掲されている内容の中で心を打ち抜かれたのが「マスコットにアクロバットは必要不可欠なのか?」というような記事で、この中の「マスコットに一番大事なのは派手なアクロバットではなく観客との対話」というものです。
これは本当にそうで、私は推しがかっこよくバク転を決めてる姿よりも周囲の人に寄り添って身振り手振りしてる方が好きです。
座ろうとしてる人に椅子をひいてあげるだけでもいい。
この記事でもう一つ感動したのは、この方のこういったポリシーが記事を読む前から身振り手振りでよくわかったこと。
以前見た動画で、フリーな時間(?)に他のマスコットがアクロバットをして、観客のコールから他のマスコットもアクロバットを披露する流れになるというものがありました。
その時に、最低限のバク転だけをして観客のブーイングを流しているのを見て「この人は自分の中できちんと魅せる場面を選んでるんだろうな」というのを感じ、この記事を読んでやっぱりなぁと納得しました。
推しの件については、良いのか悪いのか“推し本人“のことについて語ってくれてる記事があって「昔の彼はアクロバットなんてやってなかったはずだけど、だんだんと上手くなっていった。結構練習したの?って聞いたら『そうでもないよ』って涼しい顔してたけど、相当努力したんじゃないかな」とか色々書かれていて、あぁ〜!!!!!!推し!!!!!!そういうとこ!!!!!!!!!(大好き)ってなりました…本当にありがとうございます。
私の性癖ではめちゃくちゃ九州鷹が刺さってしまいましたが、この方のパフォーマンスも凄く大好きです。いつかお会いしたいです。
九州と反対の北海道だけど…笑。
頑張って働きます…!!!!!
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