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【Vol.8】クラウドファンディングでドキュメンタリームービー『Voice』が完成するまで

【Vol.7】からの続きです
◆バックナンバーはマガジンにまとめています◆

時期は7月になりました。

まずは製薬会社へ多汗症治療薬についてのインタビュー撮影を行う予定で、それがクランクインになる予定でした。

取材許可を得るのに一番苦労したポイントではあるし、たぶん多汗症に悩む患者さんも知りたがっている情報ではあると思うので、当初はかなり重点を置いていたポイントでした。

ただ、この撮影が諸事情で不可能になってしまったんですね。

ここを映像の落とし所にしようと考えていたのでいきなりの大ピンチ。
大幅な構成変更を余儀なくされました。

その次の日に控えた大阪オフ会は、「プランB」を考えながら撮影していく必要が出てきました。

別の落とし所を探さないといけない。
まだ始まったばかりとは言え、オチが無くなったので焦りもありました。

ただ、先方の製薬会社様も撮影が出来なくなってしまったことを非常に申し訳なく思ってくださり、広報の方と直接お話しできる時間を設けていただけました。
結果、やはり撮影は難しいとのことでしたが、個人的には有意義なお話ができたと思っています。

そんなわけで、今回のドキュメンタリー撮影の1発目は、クラインクインにすらならないクランクインになってしまい・・・。

製薬会社を後にした僕は、そのまま大阪入りして翌日のオフ会撮影の準備を始めました。
落ち込んでいる時間も無かったので、街中の素材撮影などを進めました。

こうして迎えた大阪オフ会の日。
7月なので日中はかなり暑いですね。
僕を含めて参加者は全部で13名。

この日の僕の立ち位置は、参加者 兼 撮影クルーです。
参加しながら撮影していたので、なかなかの目まぐるしさでした。
それに映像の再構成もあるので頭の中は軽くパニック気味 笑

ずっとせわしなく動いていたので、正直オフ会の記憶がぜんぜん鮮明じゃない。
家に帰って撮影データを見返して、「あー、そう言えばこんなことしていたな」って思ったり。

それでも皆さん撮影には協力的で本当に助かりました。
今はこんな情勢ですが、落ちついたらぜひまたお会いしましょうね!

『Voice』本編では、オフ会での内容を軸にして話を展開させることができたので、結果的にオフ会撮影は成功だったと思います。

そんな感じで、反省点も色々とある滑り出しとなってしまいました。
1週間ほど空いて、続いて東京方面のインタビュー撮影がありました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

この時点で、制作費の大半が交通費になることは予想できていました。
後の話になりますが、11月なんて東京に住んだ方がいいんじゃないかってレベルで 笑
なので、いかに少ない移動回数で撮れ高を最大にするか、そういう点も常に考えていましたね。

このインタビュー撮影の翌日、僕はmo.kaさんと初めてお会いすることになります。

【Vol.9】へ続きます

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