まもる

めでたい空気が日本中を包み込み、その空気が平穏な日常との同居をはじめた頃に自然の脅威が大陸を襲ってきた。

身体に強く響いてくる速報の音に心がすり減っていく。

災害の当事者の方、同じ大陸で起こっている話なのに画面の向こうの他人事だと思っている者、年始の慌ただしい中で国民の命を守るために必死の声かけをしているアナウンサー、寝不足で虚な目でSNSのタイムラインをただただ眺めている自分。

今日も心が痛くなる事故が起こった。

明日こそ平和な日を迎えられるように祈りながら眠りにつく。

今はとにかく命を守ろう。かけがえのない命を。

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