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【キャンプ】実用的焚き火スタイル

見ているだけで楽しく、どうしても薪の配置をいじりたくなる焚き火。焚き火のスタイルはそれぞれあると思いますが、キャンプの主役の一つであることは間違いないでしょう。僕のキャンプスタイルは、『シンプルでサバイバルに近い方が良いが、ギアはしっかり使って極力快適に』といったところなので、焚き火は重要な役割を果たしています。そこで、焚き火の位置づけとそのための関連グッズを紹介していきたいと思います。

焚き火は本来サバイバルにおいては、『夜間の照明』『暖をとる』『虫、動物よけ』『調理する』などが主な役割だと思います。この中で、通常のキャンプの中では『夜間の照明とする』ことは困難だと思います。もし、他の照明器具無しで焚き火で代用しようとした場合、調理や寝る準備などは太陽が出ているうちに終わらせて、寝る間際の照明としての利用が明るさ的に限界でしょう。そして、『暖をとる』『虫、動物よけ』については自動で効果を発揮してくれるものなので、『調理する』でどれだけ活用できるかが、キャンプ場でのキャンプにおいて、焚き火を活かせているかの決め手になるのではないかと考えています。
なお、色々なYouTuberの方々も言っていましたが、『人の焚き火に手を出してはいけない』という言葉があり、これは本当だと思います。種火から育てて熾火に至るまでの過程を考えると、まるで子育てのように注視して面倒をみている面があります。そのわが子焚き火に他の人が手を出して消えてしまったり、大炎上したりすると、心中穏やかではいられないでしょう。ただ、これがキャンプを自主的に続ける人と誘われれば行く人との差だとも考えていますので、こちらは、別途突き詰めていきたいと思います。

さて、『調理する』においての焚き火の活用方法ですが、個人的には、ずばり『他の熱源は使用しない』ということにしています。もちろん、バーナーなどに比べると温度調整が難しいので、繊細な料理は出来ないことになりますが、毎日キャンプをやれるわけではないので、キャンプの時は少々ワイルドな料理で、素材の味でおいしいと感じられるのがアウトドアだから、等と言いながら、焚き火のみを熱源として調理をしています。実際、しっかりした熱源があれば繊細な料理が出来るのかと聞かれてしまうと、家でもたまに料理をするとワイルド系になってしまうタイプですので、そのあたりの言い訳も入っている点は含み置き頂けると幸いです。

では、具体的にどんな料理を作っているのかというと、、、上記画像がイメージそのままになりますが、串焼きと鍋が中心になります。
ただ、本当に侮るなかれです。まず串焼きの主な食材としては、
・ウィンナー
・しいたけ
・パン
・ブロック肉(釣り等食材確保を予定していない場合)
・ニジマス(釣れる環境の場合)
・アユ(スーパーで売っていた場合)
あたりになりますが、特に焚き火で遠火でじっくり焼いたウィンナーはスモークも交じり、最高です。しいたけは、少しだけ醤油をかけると最高なのですが、サバイバル志向につき常に醤油は持って行っていないので、素材の味になりますが、そのままでもおいしいです。
そして、何より大事な点として、遠火でじっくり焼きながら待つので、皆で焚き火を囲うことになるのが、一番良い点だと感じています。早く次を食べたければ、串を手で持って直火に近くすれば早く食べられますし、パンなどは気持ち表面をあぶる程度で十分なので、お好みで好きなタイミングで食べられます。バーナー等の場合、どうしても親が調理をして、出来上がるまで子供は待っていたり他の場所で遊んでいたりと別々になってしまうことも多いと思います。僕の場合は、KOKEKAの3人と焚き火を囲うので、焚き火の状況や、どこが火力が強いか、薪を追加するか、上手に焼けたか、今度は何を焼いて食べたいか、等会話が尽きることは無く、焚き火の時間を皆で共有することが出来ている気がします。

そして、鍋はカニ等現地調達できた食材等を入れやすいのと、最後にラーメンやうどん等の炭水化物摂取が出来て、寒い日のキャンプでは暖を取るのにも最適です。個人的には暑い季節は野菜は生で食べて、寒い季節は鍋に入れて食べるのが好きです。

さて、このように焚き火を調理でフル活用するためには、焚き火周りのギアが必要になりますが、私のお気に入りスタイルはこちらです。

焚き火台:コールマンのファイヤーディスク
直径45センチのものを使用しています。少し大きいので、車載場所に困る面はありますが、串で焼き物をしながら横に鍋を乗せられます。また、薪も太めのものを何本も乗せられるので、直火と同様の楽しみ方ができる点が最大のメリットです。購入して既に4年を経過しましたが、非常に頑丈でシンプルな構造なので手入れはほぼ不要と考えています。焚き火中でも下の3脚部分は熱くならない点もメリットです。

焚き火テーブル:DODテキーラテーブル
なんと焚き火の上に置いても大丈夫とのこと。天板の差し位置は上の段と下の段があるので、焚き火台に一番近い板だけを下の段に置いてそこに、串焼きの串を指すことで、手を放しても串焼きができます。他の2つの板は上の段に置くと、野菜を切ったりするテーブルとして使えます。直火にかけたことはまだないのですが、もし今後ブリ等が釣れて大物を豪快に焼くときは直火を試してみたいです。ちなみに、すごく重たいので車以外でキャンプに行く方にはおすすめできませんが、風のある日に外に出しておいても安心な位の安定感があります。子供が手をついても全く問題なしなのが、ありがたいです。

トング:スノーピーク 火ばさみ
ミーハーですが、ギアにはスノーピークを入れたくなります。非常にコスパの良い商品です。持ち手の木目が心地よく、3歳児でも使える柔らかさがありながら、もう5年ほど使っていますが頑丈で余裕で現役です。

クッカー:不明。僕が子供の頃に父が購入したもの。コールマンであることはわかっていますが、最近のカタログには乗っていませんでした。持ち手が熱くなってしまうので、これから購入される方には、最近の持ち手がシリコンになっているものがおすすめではありますが、今使用しているものが壊れる気配が無く、無理使いを出来て頑丈で気に入っています。

串:不明。僕が子供の頃に父が購入したもの。最初は竹串を使用していましたが、いわゆるバーベキュー串の長いものは、不安定な焚き火での使用には適しているかと思います。

椅子:不明。ホームセンターで購入した、座れる物入。DODのよくみるやーつにすごく似ていますが、少し違うようです。中には、キッチンペーパーや蚊取り線香、サンダルなどを入れていますが、あからさまに椅子ではなく、物入でありながら座れるという機能美が好きです。YouTuberのシンヤのアウトドアのシンヤさんが言う通り、椅子はワイルドの敵だと僕も思いますので。

以上になります。
焚き火スタイルについては、色々な所見をお持ちの方がいらっしゃると思いますが、長く楽しめるスタイルが正解だと個人的には考えており、焚き火を有効活用したスタイルを個人的には目指していきたいと思います。
是非、次の投稿もチェックしてみてもらえると嬉しいです。

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