【國際書房の読書感想文】『最新企業会計と法人税申告調整の実務』(第一法規)
こんにちは、DH国際書房です。
3月に入り寒さが落ち着いてきました。
弊社の建物からは並木通りが一望できます。
今日は保育園に通う子供たちが先生のお話を聞きながら、楽しそうに散歩をしていました。
さてさて、3月となりますと多くの企業が決算を迎えられるかと思います。そこで今回は
『最新企業会計と法人税申告調整の実務』(第一法規)
をご紹介いたします!!
経理業務を担当されている方にとって本書は大変有益です。
第1編から第4編(別途付録あり)の構成となっておりますが、特に第2編の「勘定科目別論点」及び第3編の「個別論点」のボリュームが多いです。
ですが、みなさんがお務め先の事業内容から必要な個所を抑えていただければ、ページ量に挫けることなく、納得感が得られる内容かと思います*。
(私もこれまで経験したことしか把握できておりません。。。)
そして本書のおすすめポイントは索引検索ができるところです。
税法用語や会計用語は覚えているけど、どこのページだったっけ?ということがありますが (初老のため) 、本書はそれがありません。
また、第1編の総論の第1章「制度改正の歴史」、第2章「会計基準と申告調整」ですが、前者は長く経理に携わると税制改正の変遷は知りたくなると思います。
後者は企業会計と法人税法の関係、具体的には別表(四)、(五)でおこなう調整についての内容となっており、法人税の申告調整の定番という内容となっております。
最後までご拝読ありがとうございました。
*公益財団法人や人格のない社団等など株式会社以外の商号は不足があるかもしれません