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さうのあっ!13話感想


お久しゅうございます。ロンマスクです。


前回からずいぶん間が空いてしまいましたが、本日発売のまんがタイムきららMAX2024年5月号に掲載されております『さうのあっ!』最新話の感想を書いていこうと思います。

↓公式の予告ツイートです。



結論から言いますと、今回は

神回

です。

✨✨✨





景山こかげがかわいい


はい、これに関してはもう毎回のことなので言うまでもないかと思うかもですが、今回は特に可愛さを爆発させている場面が多かったですね。

まず最初のページから、人差し指を合わせてもじもじしている景山こかげが大変可愛らしい。
次に、「やってきましたホットパラディーゾ〜」のゆるめにご機嫌な景山こかげも可愛らしい。
その他にも、リューディアと一緒にオタクやってる景山こかげも、芹香と一緒になって槇をいじり倒す景山こかげも、トノノったリューディアに押しつぶされそうになってる景山こかげも、マフリーくんのクリームソーダを撮影する景山こかげも、もう本当に可愛らしい!

夏井先生、直しは?


ありません!


次に行きましょう。





オタク同士のシンパシー

今回はリューディアとこかげが共にマフリーくんのオタクであることが明らかになりましたね。

リューディアとこかげは以前から、陽キャ×陰キャのコンビでありながら互いが互いに対して『オタクに優しいオタク』をしているという珍しい関係性(通常、このような関係性のコンビは陰キャ×陰キャであることが多い)であり、今までは片方の好きなことに対してもう片方が寛容になったり付き合った上でその良さに気づくことで旨みを生み出していたのですが、ここに来て両者に共通の趣味があることが発覚したわけです。それにより、リューディアとこかげが趣味の合うオタク同士特有の連帯感を発揮しているシーン(3ページ目最後の「どうした皆ぁ!声を出さないか!」のコマや、7ページ目最後の「コースターの上に飲み物を置くとか正気かぁ!?」のコマなど)が随所に見受けられ、私はそれがもう本当に嬉しくてなあ……

もうマジで……

神すぎ……






その他


特に良かったシーンをいくつか……


こかげが銭湯に行きたがるという異常事態と花の湯ではなくホッパラを選択するという異常事態を同時にぶつけているシーン

ここを読んだ時『景山こかげが自発的に銭湯に行く』という、いつか起こるであろうと予想できていた展開と同時に『花の湯ではなくホッパラを選択する』というある意味リューディアに対する背信行為ともとれる発言を受けて私の脳はかなり強く"揺り"動かされました。百合……?バキバキ ギロッ


マフリーくんの紹介〜ホッパラとのコラボの説明のシーン

ここで今回の舞台が花の湯ではなくホッパラである点が生きてきます。このシーンはリューディア&こかげが話し役、芹香が聞き役で話を回すこともできてしまうのですが、舞台をホッパラにすることで槇にもコラボの説明という形で自然と会話の輪に参加させることができています。私はこの自然な出番の回し方を見た時、上手いな〜!と思いました。マジですごい。


「やってきましたホットパラディーゾ〜」のシーン

これは10話での芹香の台詞「そしてやってきました改栄湯〜」のセルフオマージュとなっていますね。ここで面白いのが、10話の該当のシーンと比べると芹香とこかげの立場が真逆になっているんですね。特に芹香は今まで『誰かの都合に付き合わされる描写』が皆無だったので、今回で新たな一面が見られてとても良いですね。

これのことです。10話はきららベースで読めるので、そちらもぜひご覧ください!


後はそうですね……二人がかりで槇の黒歴史をイジるこかげと芹香はすごくイキイキしてていいなあと思いました。前のページだと魂が抜けたような顔をしていた芹香が露骨に元気になってるあたり、彼女はこういうしょーもないことが本当に好きなんだろうなぁ……と思えていいですね。やはりこの漫画はキャラの魅力を引き出すのが上手い。
芹香とこかげ、2人の関係性は言うなれば悪友ですね。一緒にカードゲームとかやってほしい。




総括

……と言えるほどのものでもありませんが、全体通しての感想を。
今回の話は、メインキャラ4人全員を活かし、そのポテンシャルを余すことなく絞り出した神回だと感じました。

これにて感想終わりです!それでは、また次回!








今回の景山、これじゃない?



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