慢性痛は火災報知器の故障?
こんにちは
整体こかげの ナカイガワ です!
痛み深掘りシリーズ「慢性痛について」
皆さんはなかなか治まらない痛みで悩んだことはありますか?
痛みがあると日常生活や仕事に影響が出てしまいますよね.…
今日はそんな慢性痛について考えていきたいと思います!
*参考著書 加茂淳医師
「その腰・肩・ひざの痛み治療はまちがっている!」
痛みは、本来私たちの身体が損傷や炎症を知らせる火災報知器のような役割を果たしています。
一般的に、炎症は3か月もすればおさまるものですが、
慢性痛はこの火災報知器が過敏になってしまい、
いつまでも鳴り止まない状態になってしまったものと言えます。
さらに、慢性痛は火災報知器がタバコや蚊取り線香の火にまでも反応して、鳴り響くようになったようなものです。
慢性痛は、単なる身体的な問題だけでなく、社会的な問題にもつながります。
失職、育児困難、睡眠不足、鬱、不安、引きこもり、そして治療による経済的困難など、
慢性痛が日常生活に及ぼす影響は深刻です。
慢性痛について、考え方を変えてみませんか?
構造的な異常と感じている慢性の痛みには、
はっきりとした因果関係がないこともあります。
痛みは、一般的には「外傷」が原因で起こるものです。
外傷とは、
①大きな外力が一過性に加わった場合(打撲や捻挫、ギックリ腰など)、
②慢性的な外傷(生活習慣、仕事、スポーツ、使い過ぎによるもの)これは一般的には障害と言います
この外力によって組織に損傷が起きた時に、痛みが発生するのです。
順序としては、
組織損傷→炎症→警告
としての痛みが発生します。
痛みは本来警告として危険を教えてくれている存在だということが、
少しイメージできましたでしょうか?
では、なぜこの火災報知器が過敏になったり、
故障してしまうのでしょうか?
この辺りは、痛みのメカニズムをもう少し詳しくお伝えした方がわかりやすいと思いますので、
次回は痛みを感じるメカニズムやこの火災報知器が過敏になってしまう原因などについて考えていきたいと思います!
今回は
「 慢性痛は火災報知器の故障のようなもの 」
だけ覚えておいてください!
今日もお読みいただきありがとうございました
またお会いしましょう♪
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