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大ヒットするストーリーの型は7つしかない!!
コルク代表の編集者・佐渡島庸平のYouTubeからのメモです。
※動画内で紹介している、マンガ家のヒヅメさんのブログ記事
→桃太郎を使って「ベストセラーコード」の7つの型を再現する
「ベストセラーコード」という本の紹介なのですが、
この本はテキストマイ二ングや軽量文献学の最新技術を駆使して
ヒットの法則を導いた本とのこと。
ちなみに、アメリカのベストセラーが元データなので
そのへんはチュー二ングする必要あり
で、この本によると大ヒットするのは「7つの物語の型」に分類できると。
1の型:喜劇
①困難から始まり好転していく
②壁にぶつかる
③困難を乗り越えて幸せに
※ずっと右肩あがりはNG。壁にぶつかって右肩下がりが中盤で必要
2の型:悲劇
①主人公の感情はプラスから始まる(難しい状況だけど主人公は気づいていない)
②価値観がゆらぐ物事が起き、ダウナー状態へ
③主人公は代償を払うことになりマイナス感情で終了
※終盤の感情はフラット!どんでん返しは起きず、悲劇的な状況を主人公が受け入れる
3の型:シンデレラストーリー
①ちょっと良いシーンから絶頂に上がる過程を描く
※いきなり絶頂スタートはNG
②絶頂からすべてを失う
③最後はすごく幸せにもどるのではなく、ニュートラルな幸せを見つける
※王様→乞食→王様ではなく、王様→乞食→平民なイメージ
4の型:再生型・逆シンデレラストーリー
①悪くない状態から始まり、闇の力などで暗黒面へ
②何かのきっかけでプラスへ
③再度困難な状況にあい再度落ちていく
5の型:旅と帰還
①平凡な日常が脅かされる
②苦しみの中で発見や成長するが、中盤でその幸せから改めて旅立つ決意を
③離れていく中で悲しみはあるが、最後は自分のもともといた共同体に帰って②で得た成長を還元していく
※壮大なストーリーはこれ。
4の型:逆シンデレラと近いが、スタートの感情やいつ落ちていつ上がるかが違うので注意。
6の型:探求
①何かを知ることでマイナスからプラスへ
②知識だけでは太刀打ちできないことが発生するも解決方が見つかる
③しかし、最後は不幸な終わり方でエンド。
※右肩上がりだけでは面白くない。
感覚的に理解しがたいのですが、
探求した結果、主人公が不幸になる方がヒットしているそうです。
7の型:モンスター退治
①平穏な暮らしが壊される
②危機をもたらした相手を倒すために旅に出る
③モンスターを退治して平穏に戻る。
※③で上がり切らず、最後はちょっと落ち着いてるくらいが良い
以上です。
サムネはYouTubeから借りました。