ハネムーン記⑤〜自力でノイシュヴァンシュタイン城編〜
まずはフュッセンへ移動
ノイシュヴァンシュタイン城はベルトラやHISの現地ツアーで行くことも検討したんですが、なにせ当日朝入国でツアーの出発時間に間に合わず、自力で行くことにしました。例によって心配性の私は、YouTubeでしっかり行き方予習済み。
こちらの動画を参考に、バイエルンチケットがあれば往復可能とのことだったので事前にDB(ドイツ鉄道)アプリで購入。まずは城までのバスが出ているフュッセンへ向かいます。
ドイツ鉄道って結構ストライキで電車が全く動かないみたいな事態があるみたいなので心配してましたが、私たちがいた間は何事もなかったです。
駅のパン屋で朝ごはんを買ったはいいものの、席に机がなかったので両手にプレッツェルとカフェラテを持ったまま食べる羽目に。車両も少なくて、日曜だったからか満員状態でした。チケットは途中で提示を求められたので、アプリのQRコードを見せるとバーコードリーダーみたいな機械でピッと読み取られました。
2時間くらいかかるんだけど、なぜかどんどん到着予定時刻が遅れて行き、焦る私たち。なぜかと言うと、予定時刻に着いたとしても指定された時刻に間に合わないほどギリギリのタイムスケジュールだったのです。
入城時間の罠
城のチケットは予約しなきゃいけないという頭はあったものの、出発2週間前くらいに「そろそろ予約するか〜」と城HPをみるとなんと満員。慌てて検索するとちょい高いけどHIS経由で予約ができたのですが、重要な一文を見逃していました。
『入城1時間30分前までにバウチャーと入城券本券との引き換えが必要です。』
この引換所っていうのが城の麓にあるのですが、そこから城まで結構な距離があるため、この時間設定になってるそうです。入国審査でタイムロスし、電車も遅延した私たちは既に遅刻が確定。とりあえず急いで行って、窓口の人に平謝りするしかない。
ていうかそもそも、バスの出発時間が迫っている!!急げー!と電車から飛び降りて向かうと、バスが待ってくれてた。そりゃこの電車に乗ってる人みんな城行くもんな。
10分くらいで着いて、チケット引換所に向かうと、「ほんとはもうタイムオーバーだけど、誰もキャンセル処理してなかったから、あんたたちはラッキーね」とおばちゃんに言われてチケットもらえた。多分入城時刻の1時間前くらいだった気がする。ありがとおばちゃん…。この時点で当日券はなさそうだったので、引き換えれて助かった。
ノンストップ・ザ・雪道
窓口のおばちゃんに、城までのシャトルバスはどこから出てるの?と聞くと「冬は雪がすごいからないのよ」とのこと。え、嘘、じゃあ…歩いていくの…?
※ここまで難なく英語を喋れてるように見せかけていますが、ほぼ単語で意思疎通しています。
夏に城に来てた人のYouTubeだと、城まで歩くと40分はかかるから、お金を払えばシャトルバスか馬車でも行けるよーと言っていて、馬車は高いからシャトルバスで行くかーと思っていたら、どうやら雪が降る日はバスないんですね。マジかぁ〜!
課金して馬車でもよかったんですが、みんな同じ考えで大行列。ただでさえ時間がない私たちは「急いで歩く」選択肢しかなかった。
※日本から1日かけてドイツに入国したばかりです
ノイシュヴァンシュタイン城お目見え
緩やかな坂道を登っていくこと30分…ようやく開けた道に出てきたぞ!と思ったらお城登場。
寒いし吹雪くし冬に来るところじゃないのかなと思っていたけど、真っ白な世界に浮かぶお城はおとぎ話の中に入り込んだみたいでとっても素敵。冬に来て良かったぁ〜!と思えました。
ここからもう10分くらい歩くと城の入り口に着きます。城壁の外で景色を見ながら入城時間を待っている人たちもいましたが、寒すぎて早く室内に入りたい私たちは、門入口の兄ちゃんにチケットを見せたところ、「ありがとうー!」と時間前でもにっこり通してくれました。そのまま後ろの人たちにも日本語で喋りかけて戸惑わせていた陽気な兄ちゃん…好き。
城壁の中も素敵なので写真を撮って、案内所みたいな室内もあったのでそこで時間まで待機。そう、遅刻したのにめちゃ余裕でした。1時間半前にチケ引換なのはちょっと厳しすぎるんちゃう…。
お城の中は写真撮影不可でしたが、オーディオで日本語の説明を聞くことができとってもありがたかった。中世に生きていた人がここにほんとに住んでたと思うと、歴史って現在まで続いているんだなぁと感慨深い。いつか私たちの時代も歴史として教科書に載るんだもんね。何が載るんだろう…。
城の中のことが内容薄めになっていますが、説明の内容を詳しくは覚えていないのと写真撮れないのとであしからず…。でもうっとりしちゃうので、ドイツに来たらやはり絶対行ってほしい!
ちなみに帰りのバスは1時間に1本とかで寒い中めちゃめちゃ待ちました。時間を調整するか、カフェで休憩することをお勧めします…。
あと、バスから眺めただけですが、フュッセンの街もミュンヘンのような大都市とは違って可愛かったな。
寒さに耐えた後、無事帰りの電車にも乗車。初日から自力でノイシュヴァンシュタイン城って難易度高くない?と思ってたけど、切符がバイエルンチケットだけで済んだのと、みんな同じ目的地に向かってたので人の流れに身を任せられたおかげで、割とハードル低かったなと思いました。現地ツアーだと色々連れ回されるので、城だけでいいんだ!って人は自力で行くのも全然アリだと思います。
さて、機内食とプレッツェルでお腹が満たされたため、ランチを抜いており腹ペコの私たち。ミュンヘンに戻り、翌日からクリスマスマーケットの会場になる夜のマリエン広場へ繰り出します!
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