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ハネムーン記⑩〜ユングフラウヨッホ観光編〜

山頂レストランのチキンカレー

ちょうどお昼時に到着したのでレストランへ直行。ツアー客用のレストランと一般レストランの2つがあるだけなので実質一択だった。

味は悪くなかった

レストランのメニューは写真付きで番号が振られていて、食堂形式でトレーを持って進んで厨房の店員さんに番号を伝える。とにかく高い。チキンカレー4,000円した。でもここで初めて窓から雄大な景色がお目見えして感動だったので、それくらいはしてもしょうがないと思えてきた。

探検家になった気分で

洞窟のような通路を結構歩く

お腹を満たして早速探索。雰囲気がアドベンチャーな感じで楽しい。登山鉄道が出来た歴史の紹介等、博物館要素もある。

快晴だけど極寒!

もちろん冬山なので完璧な防寒対策できたのだけど、耳当てがない夫は寒さに耐えれていなかった。屋内から景色を観られるスポットも多いので、過度な防寒をしていかなくても十分楽しめる。

ひたすら強風に耐える鳥がたくましく見える
動く歩道に乗りながら目と耳で展示を見られる
本物の氷でできた氷の洞窟!
快晴で良かった

順路を進むと最後に氷山全体を眺められるスポットに辿り着く。スイス国旗があるスポットは写真を撮りたい人で行列。ちなみに天気悪いと何も見えないようなのでほんとに晴れて良かった。海外旅行の目的で自然をメインしたことがなかったので、日本では見ることができない雄大すぎる景色に感動しっぱなし。間違いなく今回の旅行のハイライトだった。交通費は高いけれど、迷ったら絶対行くべき。道中も楽しめるのでぜひ自力で行くことをおすすめしたい。周りはツアーの人も多かったけれど、自力で来れた達成感はひとしお。

世界一標高が高い場所にあるリンツ

チョコレートヘブン・リンツ

全て見終わった後にリンツを発見。言わずと知れたスイスのチョコレート屋さん。ちょっとした展示なんかもあって、せっかくなのでいくつか購入。サービスで1つつけてくれた。

突如現れた日本の郵便ポスト

日本の赤い郵便ポストを発見

お土産屋さんをぶらぶらしてからそろそろ帰ろうかと駅に向かう途中、見覚えのある郵便ポストを発見。

富士山5号目簡易郵便局と姉妹提携している

なんでも、富士山5号目にも郵便局があり、国内で一番標高が高い場所に郵便局があるもの同士で姉妹提携しており、その友好の証として寄贈されたそう。日本人としてはなんとも嬉しい。富士山にはスイスのポストが展示用で置いてあるようだけど、こちらのポストは実際に利用できるようなので、ここから郵便を出しても記念になりそう。

ぐったりの帰路にチョコレート

帰りの電車でもらえた記念のリンツチョコレート

実感はないもののかなりの高所にいたので、帰りの電車は私たちも含めみんなぐったり。軽い高山病のような症状で頭痛がひどかった。チケットを確認した後に係員さんがリンツのチョコレートをくれて、少しだけ元気を出す。

グリンデンワルドに到着して、電車の時間まで少しあったのでお土産屋さんをぶらぶら。2度と来ない可能性が高いこの地で、目を奪われてしまったぬいぐるみに夢中になっていると、珍しく夫がプレゼントしてくれた。

特別な思い出になった
駅のホームも絶景スポット

ユングフラウで観光した時間はおよそ3時間くらいだったけど、往復の電車旅も同じくらい楽しい経験で、本当に行く価値あり。インタラーケンやグリンデンワルドに宿泊するのも楽しそう。

帰りの電車でもぬいぐるみを触っていたら、相席した現地の人たちに微笑まれたので、多分小学生だと思われていた気がする。

ただ、頭痛に苦しんだ私たちは夕飯もcoopで簡単に買って済ませた。日帰りで行くには体が慣れないという難点はあるかもしれないので、後にスケジュール入れない方が無難かも。

大満足の登山鉄道体験。さぁ、あとは帰国するだけ‥と、寂しさ半分安心半分の夫に、「家に着くまでが遠足だからね」と冗談を言う私。この後待ち受ける波乱の展開など知る由もなかった2人であった‥。

つ づ く

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