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湖南市議会会派「WAKU²プロジェクト」の市政報告会に行ってきた(2023年、冬)

※2月5日に少し追記しました。

湖南市議会の会派、湖南WAKU2プロジェクトというのがありまして。中土議員と柴田議員の会派なんですが。その会派の市政報告会「WAKU2ミーティング」に行ってきましたー!
 
結構たくさんの方が来ていました。以前と同様に、参加者同士で自己紹介して、そのあと市議のおふたりから12月の議会の報告があって、さらに参加者の質問・意見におふたりが答える時間もありました。
 
私からは以下のような意見を伝えました。

「検討しますの進捗は?」

市議会だより(2月号)の中土さんの一般質問の紹介の見出しの一部が「検討しますの進捗は?」になっておりまして。確かに市役所側から「検討します」と言われた場合、そのあとにどうなったか気になりますね。実際に中土さん、検討結果を市に聞いてくれていました。そういう姿勢がいいなと思いました。

意見書を出すのもいい

12月議会で、不登校児童生徒への支援制度を、国に求める意見書が採択されました。この提案者の1人が中土さんでした。この意見書が採択されたからといって、国が必ず動く、というわけではないんです。特に湖南市の施策が変わるわけでもないんです。

でも、「議会としての意思表明」はできました。それって大事だと思います。例えば国家間の外交でも、ある国が「声明を発する」ことは、誰かに何かを強制できないですが、しかし(わずかでも)影響を与えていくことができます。

市議会では、こういう意見書について議論して採択することが可能です。今後も(市議会の「法的権限」の弱さを嘆くより)あらゆる方法でよりよい政策を追求していってもらいたいな、と思います。

市立図書館のこれから

石部図書館の存廃について市が検討している件に関連して、「その存廃によらず、市内の各所(まちセンなど)で図書館の本を取り寄せて借りられるようにできたらよいのでは」とお伝えしました。

政倫審に出すような件について、市議会内で話し合う?

2022年から2023年にかけて、市議から湖南市政治倫理審査会(政倫審)に調査請求が3件出てきて、政倫審で実際に審査が行われました。市長はそれに批判的で「市議会内でなんとか解決できなかったのか」というようなことを言っています。

私は政倫審に請求が出てくるのは悪くないと思います。

他方で、市議会内で、「市議同士で話し合って、疑問点などを解消する場」があるとよいのではと思い、しかもそれが「市民に公開されていて、また専門家の意見・助力も得られる」というような態勢だとよいのでは、などと思っています。

場合によっては、この趣旨にしたがって、市議会の全員協議会を公開してもよいのではないかとも思います。この意見を伝えておきました。

市議会での議案を市民は知らない…

市議会で議案として提出されているものについて、議員はタブレットで見られるらしいのですが、ネットで公開などされていないようなので、市民は知る由もありません。

でも審議されている内容は、市民の生活がどうなるのか、市民の権利・義務がどうなるのかに直接関わることだったりします。するとこの状況は、「市民が知らない間に市民のことが決められてしまう」ということだったりします。。

市議会への提出議案、つまり議員にタブレットで配られているデジタルデータは、速やかにネットで公開してほしい、という要望をお伝えしました。

市の条例・規則などを市民は(すぐには)知らない…

市には条例や規則が多数あり、それらはネット上の「例規集」のシステム(https://www.city.shiga-konan.lg.jp/section/reiki_int/reiki_menu.html)で公開されてはいるのですが、条例・規則が改正されてもこのシステムに反映されるのがとても遅いです。私の経験からしますと2か月以上反映されない場合が多かったと思います。この状況は、「市民が市民の権利・義務を知りえない」ということだったりします。。

湖南市総務課さんに以前聞いたところ、条例・規則が改正されたとき、その旨を市役所の掲示板に掲出しているから周知していることになるからよいのだ、と言われたことがあります。しかしまあ、、それだと、一般の市民にとって、あまりにアクセスが悪いですよ。。

そんなわけで、改正した条例・規則はまず速やかに、「例規集」のシステムとは別にネットに上げておいてもらいたい、という意見を伝えました。


そんなワクワクなミーティングでした。

(ここから、2月5日に追記)
「アンケート」の作成・解釈に気を付けて!

湖南市の広報の媒体についてアンケートが実施されているようですが、こういうアンケートの作成(設計)とか結果の解釈ってわりと注意事項あるので、、ミスリーディングに利用することにならないように、注意してほしいな、って思っています。よろしければ私もチェックしたいです、などとお伝えしました。
(ここまで、2月5日に追記)

参加者がふせんに意見を書いたのですが、それをおふたりで回収して一喜一憂などするそうです。笑
 
いろいろ意見を言ってしまいましたが、受け止めてね~

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