52歳でインドネシアで起業するって無謀ですかね??

こんにちは。私は、インドネシアで起業するために、大手通信教育の会社を52歳で退職しました。普通に考えたら、こんなことやらないかもですが、人生は一回きりです。52歳の普通は、もはや普通じゃない時代、どなたかのお役にたてばと思い、備忘録的に「なんでこんなこと始めて、何が起きた」のかを記録していきます。

・インドネシアで起業を決めた理由

いくつかありますが、まず6年間のインドネシア駐在経験をこのまま捨てるのはもったいないなーというのがありました。日本に戻って、老害をまき散らすより、インドネシアで自分のお金で事業をすることのほうが、楽しそうだと思いませんか?

とはいえ、不安は不安です。そりゃ、いきなり安定収入がなくなるわけですから。しかしながら、それでもインドネシアに行くのは、インドネシアの生活費の安さがあります。10万円あれば、3LDKの戸建て住宅を借りて、普通に生きていけます。インドネシアの大卒の平均給料が4-5万円ぐらいなので、10万円の価値が、日本とインドネシアでは違いますよね。年金もらう65歳まで、日本でじめっと働くより、インドネシアでカラッと10万ぐらい稼ぐビジネスをやるほうが、楽しそうな気がしませんか?

・自分で決めれるって気持ちいいっす

6年ジャカルタにいて、2019年4月に日本に戻りました。ジャカルタでは事業責任者でしたので、ある程度は自由に決められる裁量がありました。そこから、日本に帰ってきて、組織の中に戻るとたまらなく窮屈な感じがしたんです。組織は、そんな厳しいわけでもなく、人々もとてもよくしてくれたのですが、やっぱり組織の中で働くのと、自分でやるのとでは大きく違います。もちろん、自分で決める=自分の責任=自分の失敗または成功になるんですけど、あと、10年ぐらい全力で働けるのなら、そっちの気持ちよさを優先させてみました。

インドネシア起業だと、いきなり退職金全部とかの話ににならない

退職金をつぎこんで、「人生勝負ですわ!」というのって、やっぱり怖いじゃないですか。脱サラしてラーメン屋とかって、結構悲惨な結末もよく聞いたりします。俺の屍を超えていけバリに、死屍累々の上に一部の成功者みたいな構図だと思います。それに引き換え、インドネシアとか新興国での起業だと、同じラーメン屋でも格段に安くする方法があります。実際、ボクも投資したのは、500万ほどではないでしょうか。

インドネシア起業での目の付け所

色々と考えて結局「保育園・幼稚園」をやることにしたのですが、その決め手は、「単価の高さ」と「人件費・家賃」の安さのギャップから、BEPが低い点にあります。つまり、保育園なら3万円ほど月謝でいただいて、3万円ぐらいの給料で先生を雇って、5万円ぐらいの家を借りて事業を開始したとします。ざっくり計算すると、5人ぐらいでBEPを迎えます。これが、単価の安いもので勝負すると、結構大変です。事業そのものに付加価値があるもの=高い単価をもらえるものを選ぶと、まずは食いっぱぐれない感じぐらいには、すぐになれそうです。ハードルが低いところで、ゆるりと勝負を始められるのも、おすすめするポイントです。

とはいえ、インドネシアなんて知らねーし、という方が大半だと思いますので、次回以降でインドネシアについて、体験談も交えて描いていきたいと思います。では、テリマカシー。サンパイジュンパッ!


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