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インドネシアで見たITと人的サービス

皆さん、こんにちは。インドネシアで起業するために、会社を退職した52歳のおじさんです。2年前に保育園をインドネシアで立ち上げて、まずはそれを頑張って成功させるべく試行錯誤中です。

ところで、皆さんのインドネシアのイメージは日本より遅れている、3丁目の夕陽みたいな、昭和30年代ぐらいな感じで思っている人が多いのではないでしょうか? ある意味、その通り!っという部分もありますが、にほにょり進んでいる部分、インドネシアならではの進化している部分もあるので、それをご紹介したいと思います。

GO-JEK,GRABといった会社を、皆さんはご存知でしょうか? バイクタクシーの配車サービスなのですが、それが今や、社会インフラになっています。バイクタクシーだけでなく、UBER-EATSみたいなFOODデリバリーだけでなく、荷物を運んでくれたり、薬を買ってきてくれたり、といわば「AIのパシリ」みたいなものです。最近はそれに、決済機能もついたので、まさにGO-JEK経済圏ができつつあります。

決済といえば、電子決済がかなり浸透してきています。Pay-payみたいに、キャッシュバックを餌にかなり浸透してきています。ポスターには30%キャッシュバックと書いてあり、私もイソイソとダウンロードして使ったのですが、キャッシュバックされたのは日本円で50円ぐらい。「あれ? 30%だと200円は超えますけど!!」って思って聞いてみたら、お店のお姉さんが笑いながらポスターをそっと指さしてくれまでぃた。「最大50円」って書いてました.....  まぁ、それはともかく、キャッシュレス化も急速に進んできています。

こういうITの仕組みは、海外から来ているのですが、インドネシアならではなのは、安い労働力を背景に、お店に行かないと受けられなかったサービス全般がどんどん家庭に届けられるようになってきているところだと思います。支払いもその経済圏の中で済むので、以前のように支払ったけど、ネコババされちゃったみたいなことは、なくなりました。そうなると、食事も掃除もマッサージも、アプリ一つで家に格安で届くようになります。これはこれで、便利このうえないです。

インドネシアといえば、日本より遅れている感じは否めないのですが、最新のシステムと元々の仕組みを組み合わせて、もっと便利なサービスができ始めています。私が始めている保育園でも、この仕組みにのっけて、「出張保育サービス」「出張先生」とかできないかなと考えています。保育のプロに数時間だけ子供を見てもらえる、家で1時間ぐらい先生と一緒に遊ぶ時間を作る、なんてことが考えられます。日常のちょっとした不満を解決するサービスをITと人的サービスで解決する市場が、まだまだありそうで、ワクワクしてます。






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