見出し画像

面白いぞ C・J・ボックス

相変わらず面白いね。ジョー・ピケットシリーズ。
決してタフガイでもなければ、
オネーチャンにモテモテのタイプでもない。
妻を、子どもたちを、そう家庭を愛し、
自分の仕事と真摯に向き合う
ワイオミングの猟区管理官のお話。

その愚直さ、要領の悪さ。
小市民としての己を認め、されど情熱を忘れず。
苦しい家計や上司たる知事、そりの合わない義母との関係に
悩みながらも、自らの信ずるところに従い、
進み続ける静かなる行動力。

自然と開発、人間と動物、環境と文明、
様々な意見とライフスタイルのあり方。
今のボクたちが目を向けなければいけない問題を
突きつけられているようにも思える。
忙しいからとか、生活が苦しくてそれどころじゃないとか。

便利な言い訳はたくさんあるけど、
同じような問題を抱えながらも
ジョーは向き合ってるもんな。
悩みながらも。

「普段は静かな市民であれ、
だが必要なときには虎の行動を取ればいい」
大昔、そんな映画のキャッチもあったな。
ジジイになっても男の子。いやあ憧れるわ。

このシリーズ、絶対読んで損はないですよ。
映画化してくれないかな・・・。

なんて思っていたら、なんとジョー・ピケットさん、
パラマウントでドラマ化されてるんだって。
見たい~けど日本じゃまだみたい。
youtubeに予告編があったので、こいつで期待を
つなげるとしておきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?