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秋元康氏とマンツーマンで毎週ラジオすることになった

ある日事務所から「秋元康さんとのラジオ番組が決まった」と言われた。何故だろう、何で私なのかわからない。一度もお会いしたことがないのに、、。お声がかかって嬉しいが正直怖すぎる。秋元康さんと2人でお喋りする画が全然浮かばない。マネージャーさんに企画を聞いたけど抽象的過ぎて何言ってるのかよくわからなかった。(失礼)

↑23年後、秋元康とラジオやることになる少女。


初回収録の日、東京FMのスタジオで初めてお会いした。テレビで見たまんま、イメージ通りのあの秋元康さんだった。スタジオに入ってきて私とスタッフさんにこんにちは、と丁寧にご挨拶し深く椅子に座った。じゃ、始めましょうか、といって収録が始まった。(打ち合わせ無しで!まじか!)だからラジオの初回は初対面から2分後ぐらいのリアルなシーンをそのままお届けしている。

私の長所はビビらないことである。いや、正しくはビビっていることをビビっていないことに出来る。無視できるのだ。行動と思考に影響を及ぼさない。この長所をいいこいいこして、撫で回したい。こいつが側にいなかったらと思うと怖い。

ただ、ビビらなかっただけで特別ファインプレーをしたわけではない。秋元さんが核となるお話しをしてくれたし、何しろずっと優しかった。奥様のお父さんに結婚のご挨拶に行った時のお話しは、心があったかくなる素敵なものだった。そして私の中で謎だった、このラジオはどんなラジオなのかを秋元さんが教えてくれた。

コロナ禍で日常に当たり前にあった、雑談が消えてしまった。飲み会は無くなったし、会議もリモートになると雑談が減る。ふとしたなんでもない話の中に「あ、いいこと聞いたな」という瞬間があった。そんなことを全国のラジオ局から募集したり、リスナーに聞いたり、私達が喋ったりする番組。

元々秋元さんがこういうラジオを聞きたいというリスナー側の意見を東京FMに伝えたらしい。それなら秋元さんがやってください、お願いします。ということで始まったみたい。私はクラブハウスで一度ちょこっとお話しした印象を覚えていて下さり誘って頂けたらしい。クラブハウスドリームってあるんだなぁ。ニューメディアには乗っかっとくもんだなぁ。

↑全部に乗っかりそうな内面ゴリマッチョ女。(国旗がポイント)

日本屈指の言葉の使い手と、一対一で毎週お話しする機会を頂いた。人生の幸運だと思って大切に、真剣に取り組んでいきたい。


聞いてね。

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