夜空メルの契約解除について

夜空メルさんが契約解除となりましたね。僕も当日Xで見て驚きました。
解除理由は様々な理由が予想されたりしていますがハッキリする事はないと思います。

では夜空メルさんの契約解除が今後どういう影響を与えていくかについて、客観的に考えてみます。

まず考えられるのは今回厳しい判断を下した事でホロメンやスタッフ、関係者の情報管理危機感はかなり高くなると思います。あくまでも憶測ですが夜空メルさんはある程度アクティブな中の人の活動もあったので、交友関係も広かったと思いますし、カバー社が把握できない色々な提案なども直接いく等でビジネス的な話もそれなりにあったかもしれません。
そうすると会食などの機会も増えてきますので、お酒の場という事でブレーキが緩んで無意識的に又は無知（機密該当外という認識）で色々な話をしてしまう可能性が高くなります。

例えば今回色々な憶測がある中でインサイダー関連ではないか、という話なども出ていますがこのあたりはホロライブという業態上一般的な企業よりも株価等に関連してしまう情報を取り扱う事は多いかもしれません。また、公にされない（わかりやすいのは中の人の情報）情報も業態特性上多いです。

インサイダーについては下記リンクが比較的わかりやすいです。

インサイダー取引で企業が受ける影響とは？ 未然に防ぐ対策について｜企業法務コラム｜顧問弁護士・企業法務ならベリーベスト法律事務所

上場時はそういったコンプライアンスについての研修を細かく何度もやるので、カバー社も当然実施していたと思います。ただ僕も経験がありますが、コンプライアンス研修は何気に量も多かったり、意識徹底がなされるまでに個人差があるのでそれなりの期間も必要です。
そういう意味ではまだ1年未満のこのタイミングは何となく納得できるタイミングでもあります。

個人的な意見にはなりますが、今回の件は氷山の一角の要素もあるのかなと思います。今回公になったのは夜空メルさんの情報漏洩ですが、この人数のホロメンやスタッフが居て該当者が一人のみ、という事は考えにくいです。ですので連鎖的に契約解除されるホロメンが新たに出る、という可能性も直近ではゼロではないでしょう。

僕は夜空メルさんを推しているとかはなかったので大きなショックはありませんが、それでもホロメンの一人が抜ける、というのは悲しいなと感じました。コンプラ関連は個人の意識や行動もありますが、「ルールの徹底」という点ではカバー社のやるべき事は多いと思います。