給食がめちゃくちゃ美味しかった

中2か中3の時の給食で「むかしの日本の食事」がテーマの回がありました。シャケごま?とわかめ?のおにぎりが一つずつに、すいとん、鮭を焼いたもの、が出ました。私は偏食で、しかもアレルギーがあり、昔から給食が苦手だったのですが、その給食だけは、9年間の給食の内でその給食だけは、私にとって非の打ちどころのない、最高に美味しい食事だったんです。自分でもよくわからないのですが、全部が美味しくて、私は少し感動してしまって「これ美味すぎる!」みたいなことをしきりに口走り、おかわりの誓い(私は小学一年の初めての給食の時に、これから一度も給食でおかわりをしないと誓いを立てていた)を破っておかわりを求めました。先生は私を怪訝に見つめていたのですが、ついに私は全ての品目をおかわりし(給食二人前)完食したのです。おにぎりの大きさも、すいとんの塩気も覚えているんです。ほんまに美味しいんです、ほんまに美味しかった、理由は知りません、ほんまに美味しかったというだけ

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