とあるカメラマンに教わったスポーツ撮影のコツ

意識すること

「自分が撮る」ということを常に意識すること。
撮れちゃった写真はダメ。
動きを予測して、”単写”で自分から撮りに行く。
”連写”は禁止。撮れちゃった写真になり、再現性がない。
そのためには、撮りたいイメージを常に頭に思い浮かべる。
自分がプレーしている感覚を持ち、「自分なら次にこう動く」を常に考えながら、選手の動きを予測する。
シャッターボタンを押してから、実際にシャッターが切られ、画像がセンサーからメモリに書き込まれるまでのタイムラグを意識する。
思い描くシーンの、どのくらい前にシャッターボタンを押せば、タイムラグを経過して、思い描いたシーンを得ることができるか、を考える。

「撮りたいイメージを得る」をゴールとして、それを得るためにシャッタスピード、絞り、などをどのようにすればいいか、を考える。

「同じような写真をもう一度撮る」ことができなければいけない。再現性をできるようにする必要がある。
連写に慣れてしまうと、撮れちゃった写真から上達できない。偶然に任せてはだめ。単写で自分が思い描いているイメージを撮れるようになること。

良いと思った写真をよく観察し、実際に真似て撮ってみる。

カメラの設定

AF-Cで撮影。半押しでAFロックする。
シャッタースピードは1/1250から1/1600。
絞りは開放、もしくは1/3くらい絞ってもよい。
あとはisoで調整

試合前やウォーミングアップ時に撮影してみて、上記設定を調整していく。晴れの日、曇りの日、デーゲーム、ナイトゲーム、で全く同じ設定は無い。

オーバー側に振れないように注意する。