見出し画像

格闘技に初めて会った日

 自分が「格闘技」に出会ったのは小2の時の柔道。その頃教わった先生の名前は柿崎先生といい、今でも記憶に残る先生。優しく、子供たちに人気があった先生だが、当時の自分の周りは勝つことに貪欲ではなく、何かやらされている感の強い柔道チームだった。

 当時は才川先生という消防士の先生が事務局となり、柔道連盟をまとめていてくれた記憶がある。才川先生は力が強く、柔道着は常にタバコ臭い。しかし柔道着が硬くて組み手すら掴めない笑

 ある時、柔道少年団が柔道の試合に参加した時に、この様な事があった。「道北選手権」という北北海道の選手が旭川市に集まって行われる北海道でも大きな大会。1回戦、2回戦を突破したのは自分と一個下の弟のみとなった。その他の選手は尽く、1回戦負け。自分は小学校4年生だった記憶。ちょうど今の自分の息子と同じ学年になる。そんな子供でも感じてしまった「早く帰りたいから負けろ」の先生を筆頭にしたその雰囲気。自分はベスト16、弟はベスト8の記録も称賛もされずに帰宅した。悲しいではないか。

 初めて勝つ事の喜びを感じたのは、小学3年生の時の町内相撲大会。この時は3位入賞で盾を頂きました。柔道で入賞したのも小学3年の時の上川近隣市町村柔道大会で3位。優勝はできなかった。

 5年生になり、本気でやり込まない柔道からは離れてサッカーに明け暮れる。サッカーの経験が自分の脚力を作ってくれた気がします。

*写真は1998年の全日本アマチュア修斗優勝者の集合写真。GRANDSLAM主宰の勝村氏、桜井隆太選手、現役プロレスラーの佐藤耕平選手などが同期優勝でした。石川真氏も現在フィットネスジムを経営。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?