1

詩を書こうとしてそのまま
眠っていた事がある
起きた時
いつの間にか指からペンが
離れていた
夢の中に持ち込めないペン
そこは何も書けない場所
深く沈んだ記憶とまだ記憶になる
途中の記憶が
入り混じる場所

吸い込まれるように
落ちていった浅い夢に

小さな
スコップの様な心を
持っていった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?