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朝渋はどうやって豪華なゲストを呼んでいるのですか?

おはようございます。
5時こーじ改め、井上皓史です。

「朝渋はどうやって豪華なゲストを呼んでいるのですか?」

毎日のように聞かれる質問です。

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私が意識していることは5つあります。

1. 超絶忙しい人とのコミュニケーション術
2.最強の型をつくる
3. 著者の口コミを生む感動マーケティング
4.継続は信頼に変わる
5.周りと違う感謝の伝え方

今回は2年半で120回のイベント運営から気づいたことをお伝えします。コミュニティ運営やイベントを開催している人には是非読んでほしいのと、全社会人の基本スタンスとして「サプライズワーク」が浸透するととても嬉しいです。



1. 超絶忙しい人とのコミュニケーション術

朝渋登壇依頼資料(1___6ページ)

実はイベントまで、ゲストとの事前打ち合わせは無く、全てFacebookメッセベースで内容が決まっていきます。

ここで大事なマインドは、「相手は超絶忙しい人。キャッチボールが少なく、会話が成立する。かつスピーディーに」を意識しています。

具体的なコミュニケーションは以下。

5時こーじ:◎◎さんからの紹介で今回是非朝渋に登壇いただきたい。資料をご覧いただきOKであれば、3つの日程の中から可能な日を教えて欲しい。(資料送付)
ゲスト:是非。◎月◎日でお願いします。
5時こーじ:当日の流れは資料の3ページ目に。4ページ目にお願いすることをまとめてあるのでご回答ください。
ゲスト:回答は〜〜〜〜です。
5時こーじ:イベントページが出来ましたのでご確認ください。
ゲスト:こちらでOKです。


基本コミュニケーションはこれだけです。
コンテンツの中身などすり合わせしないの?そう思ったかたもいるかもしれません。次にも繋がるのですが、実は「朝渋流、イベントの型」があるので、コンテンツの内容はほぼ90%決まっているのです。

2. 最強の型をつくる

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朝渋は本の新刊のPRイベントをすることが大半ですが、三方良しの最強の型を徹底的に毎月4回、2年半で125回開催しています。何が三方良しなのでしょうか。

◎著者のメリット
・本が売れる
・参加者のSNS拡散が多いので、口コミで拡散される
・イベントレポートにもなるので、二次拡散がされる
・朝のイベントなので、他の予定とバッティングしない

◎参加者のメリット
・気になる本の著者に直接話が聞ける
・社外での良質なインプットができる
・本を読む習慣がつく

◎朝渋のメリット
・早起きに興味を持つ人が増える
・朝渋のコミュニティメンバーが増える

 イベント内容も、朝渋オリジナルのイベントの型があります。

7:10 会場入り、打ち合わせ
7:30 イベントスタート、オープニングトーク
7:40 ゲスト登場、自己紹介・基調講演
8:05 ファシリテータとのトークセッション
8:35 質疑応答
8:50 クロージング
9:00 イベント終了
9:05 サイン会(任意)


3. 著者の口コミを生む感動マーケティング

「朝渋ってここまでしてくれるんだ!すごい!」
毎回このセリフを言ってもらえるように、入念に事前準備をしています。

◎ファシリテータの圧倒的準備
当日の参加者100名に対して、「そうそう、それ聞きたかったんだよ!」という著者の良さを引き立たせるパスを出せるように事前準備は徹底しています。本を熟読(少なくとも3回)、過去の出版本は全て読む、webメディアも全て目を通す。声のトーンやテンポが分からない場合は、動画を探したり、実際にトークイベントに参加することもしばしばあります。ここまでくると著者に憑依する感覚でしょうか。

◎想いの共有
「朝渋イベント、本当に楽しかった。ありがとう!」
感動してくれた著者をみて、初めて自分のことを話します。

「早起きで世界を変えたいんです。」

そうすると、相手は理解してくれて、色々なところで「朝渋っていう早起きコミュニティは面白いよ!」と言ってくれたりします。

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(小橋賢児さんは、ラジオやYouTubeなどで朝渋の話をしてくださり鳥肌感謝です。)

この間も、ハートドリブンを出版したアカツキの塩田さんに、なぜ朝渋に出てくれたんですか?と聞いた時に「リンクアンドモチベーションの麻野さんから朝渋の噂は聞いてました」とのこと。紹介してくれる過去の登壇ゲストの人には毎回感謝しております!

4. 継続は信頼に変わる

ここまでで「朝渋すごい!」と思ってくれた方、ありがとうございます!ただ、全ての著者、参加者に満足してもらえているかというと、恥ずかしいながら、全てがそうではありません。

明らかにゲストがつまらなそうなファシリテータをしてしまったこと。十分な準備をしなかったせいで、参加者に途中で帰ってしまわれたこと。沢山失敗もしてきました。そのなかで、大事にしてきたことは「とにかく継続することです。」軌道に乗らないことがあっても耐える。コツコツと目の前の人に満足してもらえるように、愚直に継続していくことを大事にしています。

朝渋も、イベントが100回を超えてきたあたりから、周りの反応が変わってきました。「2年半前から100回以上イベントを運営しています。」というだけで、ゲストの方・参加者の方に、「大変だったでしょう。お気持ちわかります」と言ってくださるのです。毎回心の中では涙を流しながら感謝を伝えています。

5. 周りと違う感謝の伝え方

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最後に、自分の想いをお伝えします。
私は社会人2年目から朝渋を運営してきて、朝渋のイベントで、サイバーエージェントの曽山さん、SHOWROOMの前田裕二さん、幻冬舎の箕輪さん、オリラジ中田さんなど、普段では議論できない方々と立ち向かってきました。普段であれば、講演会に呼ぶとなるとウン十万かかる方に、本のPRという程で無償に近い形でご出演いただいております。

どうやって感謝を伝えられるか。

それは「手紙」です。

手書きで感謝を伝える。些細なことですが、自分が最大限で感謝を伝えられる方法を模索して、手紙にたどり着きました。

先日のスマイルズ取締役の野崎さんにお渡ししたときは「うわぁやられたなぁこれは。嬉しいなぁ。こっそりあとで読むね!」ととても喜んでくださりました。

期待を超えるサプライズワーク


さて、今回は朝渋の秘伝のタレ、全てお伝えしてしまいました。この通りに実行したら、きっと良い信頼関係が築けること間違いなし!!

かと思いきや。。。
この5つを実践しても相手からgiveが返ってくるのは5人に1人くらいかと思います。そんな簡単には「信頼関係」は結べません。コツコツと愚直にサプライズワークをし続けることで、たまに良いことが起きます。

morninglabo_credo_pdf(1ページ)

私の会社、株式会社MorningLaboでも「期待を超えるサプライズワーク」がクレドの一つにしています。

人間誰しも、期待を超えるものには、感動をするし、応援したくなる。そんな瞬間を大切にしながら、毎日サプライズワークを仕掛けていきたいです。


お読みいただき、ありがとうございました! 現在全国にてコミュニティメンバーを大募集! https://community.camp-fire.jp/projects/view/243458 是非一緒に朝活しましょう^^