《昭和時代の国産コントラバスメーカー》概要④

昭和時代の国産量産型コントラバスを記録/記述するプロジェクト。資料の記録作業は継続中だが、ひとまずの目標数の大部分が終わって残り僅かとなってきた。ソロ演奏を集中的にやり過ぎて少々疲れてしまったので、作業を一旦休止し、少し期間を空けてから再開しようと考えている。

《昭和時代の国産コントラバスメーカー》概要④
これからアップする幾つかの記事では、昭和時代に量産コントラバスを製造した国内メーカーを個別に紹介をする。
私が実際にあたった資料数はごく僅かなので、見当違いな事もあるかもしれない。情報の得られていないメーカーについては残念ながらメモ程度のものとなってしまう。
形状についての特徴などについてはともかく、音についてを文字で記すのは些か馬鹿馬鹿しくも思ったりもするが、昭和時代のコントラバスメーカーを把握するための私的な雑文だと捉えて頂けたら幸いだ。
これまでに私がインターネット上のオークションサイトやSNS等で確認した製品の型番を各メーカーの記事末尾に羅列する。

昭和時代のコントラバスメーカーはほとんどが廃業しており、私の持つメーカーについての情報は極めて乏しい。今後取材などをして加筆・修正を加えていこうと考えている。各記事の内容について詳しい方がいらっしゃったら、コメント欄にてご指摘やご教示を頂けたら大変有り難い。

*敬称略。

*文中の「個体確認」とは写真画像のみによる製品の存在確認を含む。

*音の印象はあくまで一個人の感想として。特に記してない場合はピチカートで弾いた際の印象を記してある。

【昭和時代のコントラバスメーカー及びブランド】

#1■名古屋スズキ(現存)
(Masakichi Suzuki)

#2■マリオ・ナガタ

#3■木曽ニチゲン

#4■イナジャパンキョウメイシャ
(kyomei bass)

#5■コイン

#6■木曽スズキ

#7■チャキ
(Salvatore)

#8■クレモナ

#9■ オリエンテ(現存)
(昭和時代 Zen-On Talent)

※上記は私が現在知り得る昭和時代の主なコントラバスメーカー(及びブランド)であり、この他にあるのかもしれない。現在まで資料購入できていないメーカー/ブランドを含む。(「昭和時代の量産型コントラバス」が対象という理由により個人製作銘はひとまず除外した。)

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