《キソニチゲン》昭和時代の国産コントラバスメーカー#3
《キソニチゲン》
・ラベル/ KisoNichigen Contra-Bass
極希少。詳細不明。マリオナガタと並んで現在では目にする事は滅多にないメーカー。未だに資料購入は出来ていない。
おそらくピックギター製作で知られている長野県木曽郡木曽町福島に存在したメーカー「Nichigen」のことだろう。 ラベルの下部には「japan string musical instruments enterprise association 、kiso fukushima-machi nagano prefecture japan mfg.」と記されている。
ところで、1950年代に長野県西筑摩郡福島町でバイオリンを製作していたといわれる工房「日本弦楽器企業組合」はキソニチゲンと同一なのではないかと推察しているが、どうなのだろう。詳しい事は分からない。
このメーカーのテールピースにはメーカーのマークが刻印されているものがある。オール単板モデルと見られる個体は他メーカーと比べ極端になで肩で独特なボディシェイプをしているものがある。他にオール合板タイプと思われるサンバースト塗装のものなどを確認。
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