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生命に関する謎・ニュース

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生命科学に関する面白いニュースや最新動向などをまとめています。
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#たんぱく質

2024年ノーベル化学賞:AIでたんぱく質の3次元解析に革新を

2024年度のノーベル化学賞が発表されました。 前日の物理学賞に続き、まさかの連日「AI」が主…

福岡 浩二
3週間前
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合成生物学が切り開く新しい脱炭素社会

合成生物学と呼ばれる分野について以前に紹介しました。 今でも世界各地で研究は進み、最近で…

福岡 浩二
4か月前
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細胞の謎「ヴォールト」:金庫に隠された魅惑の役割

細胞はまだわかっていない謎があります。 その1つが、ヴォールトと呼ばれる細胞小器官です。…

福岡 浩二
4か月前
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植物の歴史と日本の科学者が見つけた驚きの成長メカニズム

植物は、光合成をすることで我々の生命活動においては必須の存在です。 植物といっても多様で…

福岡 浩二
6か月前
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水素と鉄が生命にエネルギーを付与

生命が誕生した場所は、ざっくり下記の3種類が知られています。(確度はふれません) 1.地…

福岡 浩二
7か月前
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なぜ人の指は5本なのか?

手も足も5本で我々は過ごしていますが、なぜ?と聞かれると黙ってしまいます・・・。 そんな5…

福岡 浩二
2年前
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我々の脳でも「量子もつれ」が起こっている!?

2022年のノーベル物理学賞でテーマとなった「量子もつれ」現象について、幾度か触れました。 この量子もつれは、実験室で検証され、今はそのもつれ距離を広げた実証実験が各国で行われています。 特にそのうち、目立つのが中国による地上と衛星をつないだ量子もつれ実験です。 このように、「量子もつれ」は科学技術という人工的な産物というイメージをもたれがちですが、実は鳥にも量子もつれを通じて地磁気を感知しているということが分かっています。 コマドリの眼にあるタンパク質「クロプトクロ

ブレークスルー賞2023の解説:生命科学

そろそろノーベル賞の噂もささやかれる時期に近づきます。 もう1つ基礎科学分野で有名になっ…

福岡 浩二
2年前
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地味だけど注目があつまる「B細胞」

以前にT細胞について書きました。 ようは、 後天的に悪者を退治する「免疫」細胞の1つで、悪…

福岡 浩二
2年前
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鳥はそんなに甘くない

歌っているかのような鳥のさえずりは甘く心地よいものですが、実は鳥類は人類にはない能力を持…

福岡 浩二
2年前
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