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メンズコスメ市場について

今後どんどん追記予定です。

そもそも、コスメとは?

コスメとは、コスメチック(cosmetic)の略で、 化粧品・頭髪用化粧品の総称のこと。メンズに限ったセグメントになると、毛髪用・皮膚用が大部分を占めると思われますね。

具体的項目を挙げると
(1) 毛髪用・・・洗髪料 (シャンプー,ヘアリンス) ,ヘアトニック ,整髪料 (ヘアワックス,ヘアオイル,ヘアクリーム,ヘアスプレー) ,カラー剤,ブリーチ剤,パーマ液など
(2) 皮膚用・・・洗浄料 (石鹸,洗顔料,クレンジングクリーム ) ,化粧水 (乳液,美容液) ,クリーム,フェイスパウダー (粉末,練り,固形,水) ,ファンデーション,シャドー,口紅,チーク,芳香品 (香水,オードトワレ,ボディクリーム) ,薬用化粧品 (制汗スプレー,脱毛剤,美容マスク,UVクリーム,クリーム,パウダー)
(3) 眼用・・・アイクリーム,アイライナー,マスカラ,アイブロー、アイシャドー
(4) 爪用・・・甘皮除去液エナメル(マニキュアのこと),エナメル除去液(リムーバー),甘皮除去液
(5) 口中化粧品・・・歯磨き,うがい薬,マウススプレーなど

市場動向

 メンズコスメ市場
市場規模約1200億円。成長率は毎年約2%。特にフェイスケア・ボディケア製品が伸びを牽引している。スクリーンショット 2020-02-24 11.56.31

肌や髪のケア、体臭の対策に関心を持つ男性が増え、男性用コスメティック(化粧品)の売り上げが伸びています。

調査会社の富士経済(東京・中央)によると2018年の男性コスメ市場は1175億円となり、昨年に比べ約2%、10年前の08年に比べると約22%増える見込みです。けん引役はフェースケアとボディーケア製品で、10年前に比べ売り上げがそれぞれ1.5倍、3.5倍に増えそうです。今後も好調を維持し、20年には全体で1191億円まで増えると予測しています。
同社の檜山美珠希氏は様々な要因を挙げています。職場の変化はその一つです。女性の社会進出が進むなかで、各年代の男性が体臭対策やスキンケアを意識するようになったとみています。加えて、2年ほど前から「ジェンダーレス」がファッションやライフスタイルのキーワードとなり、美容に関心を持つ男性が急増しています。写真を共有するインスタグラムが浸透し、若年層の男性を中心にスキンケアに対する関心が高まっている影響もあるようです。(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO37938110Z11C18A1EAC000/より)

まとめると、伸びている要因として下記が挙げられますね。

1. 女性の社会進出が進む中での職場の変化により、男性が体臭対策・スキンケアを意識するようになった。
2. 「ジェンダーレス」ファッションや、ライフスタイルの流行による、美容への関心の急増。
3. インスタグラム等SNSの浸透


検索ボリューム
「メンズ」「男性」それぞれに続く8種類のキーワードは1年で大幅に増加している。(https://www.oro.com/ja/pressrelease/2019/20190613.html より)

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各キーワード検索ボリュームの増加率
「メンズ」
脱毛18.2%、化粧水33.3%、スキンケア45.4%、コスメ45.4%、化粧品34.4%、ファンデーション34.4%、美容45.0%、美容液32.7%
「男性」
脱毛18.1%、化粧水34.4%、スキンケア45.8%、コスメ33.3%、化粧品17.2%、ファンデーション33.3%、美容33.3%、美容液57.1%

メンズコスメD2Cブランド(国内)

BULK HOMME

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メンズコスメD2C最大手。
洗顔料、化粧水、乳液、日焼け止め、ボディウォッシュ、フェイスマスクを展開。
出資総額約5億円。また同社はこれに合わせこれまでの累計出荷本数200万本を突破したことも公表している。公式オンラインストアの利用は累計で5万人に上る。また、店舗数も500店舗から11月時点で国内750店舗に拡大。前回調達時の目的のひとつであった海外展開については、台湾、中国、韓国に進出を果たしている。(2018年12月時点)
https://thebridge.jp/2018/12/bulk-homme-fundraising より

NUDO

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スキンケア・メイクD2Cブランド。
SNSだけでなく、メンバーをチャットツール「slack」に招待し、即時的なコミュニケーションで、自然にメイクに親しんでいるいわばジェンダーレスな層から、身だしなみに気を使いたいビジネスパーソンまで、メイクアップに興味のある男性ユーザーを囲い込む。

Webサイト: https://nudocosmetics.com/
Instagram: https://www.instagram.com/nudo_cosmetics/
オンラインメディア his& : https://hisand.co/
https://beautytech.jp/n/n19d740a979f7 より


メンズコスメD2Cブランド(海外)

Glossier(グロッシアー)スクリーンショット 2020-02-24 13.04.13

(メンズのみではないけど)NY発のスキンケアコスメブランド。
2010年に設立。スキンケアシリーズと、ハイライターやリップ、アイブロウなどのコスメアイテムをラインナップしており、自社ECを中心にニューヨークやロサンゼルスの店舗で販売。2019年3月に、ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上となったスタートアップ) の仲間入り。2018年の年間売上は1億ドル(約111億円)で、前年の2倍。ニューヨークに本社を構えるGlossierの従業員数は約200人。
インスタグラムのフォロワー:268万人
【NY発のコスメブランドGlossierのグロース戦略】: https://note.com/caron128/n/n6f2239df3007 
Webサイト: https://intothegloss.com/tags/mens-beauty/
Instagram: https://www.instagram.com/glossier/?hl=ja

メンズコスメECサイト

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参考記事




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