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【報告】オンライン講座でグレイス・ペイリーの"Wants"を読みました

 2月22日水曜日夜7時半から、NHK文化センターのオンライン講座「英語で読みたい!アメリカ文学」をやりました。課題の短編はグレイス・ペイリーの"Wants"でした。
 この短編は文春文庫で出ている『最後の瞬間のすごく大きな変化』(村上春樹訳)の冒頭を飾っています。さっと日本語訳で呼んでも面白いのですが、同時に読み解くのがなかなか難しい作品です。この2ページしかない作品を英語でじっくりと読みました。
 講座は主に受講生との対話で進めていくのですが、授業を通していろんな発見がありました。驚いたのは、主人公であるフェイスの気持ちに共感する人が多かったことです。
 夫とのすれ違い、自分もこれから変われるんだという思いなど、彼女の心の動きをみなさん、正面から受け止めてくれたことで、すごく僕にも気づきがありました。
 どなたも積極的に喋ってくれるので、こちらからはあてる必要も全然なくて良かったです。逆に、聞く専門の人でも問題なく受講できますから安心してくださいね。今の講座は3月で終わりですが、継続講座は4月から始まります。NHK文化センターのサイトで検索するといろいろとわかります。ご興味があれば。


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