杉山 コウジ(Bridge)

コピーライターです。ブランディングや広告、プロモーションの仕事をしています。「コピーの学校」教頭として、しずおかコピー大賞ファイナリスト作品の批評「独りごと反省会」を連載しています。

杉山 コウジ(Bridge)

コピーライターです。ブランディングや広告、プロモーションの仕事をしています。「コピーの学校」教頭として、しずおかコピー大賞ファイナリスト作品の批評「独りごと反省会」を連載しています。

マガジン

  • 第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会

    SCCが開校する「コピーの学校」。その教頭として「第10回SCCしずおかコピー大賞」のファイナリスト作品で反省会をしています。 全60作品を教頭はどう考えるのか!? 独断と偏見、教頭の脳内のみで分析された独り言の批評をお伝えしていきます。 ※ヘッダー画像のコピーの意図は、初回記事「メンバーズ大賞、逃しました。」を参照。https://note.com/koji_sugiyama_cw/n/n619bec83f79b

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コピーライターのデザイン

    • 今年も、この季節がやってきました。「コピーの学校」開校です! コピーライティングの授業って?どんなか見てみたいな〜と思っている方、ぜひ当日視聴してみてください。 しずおかコピー大賞チャンネル https://www.youtube.com/channel/UC__J_Z-50kXiAEieHULGVlw

      • コピーライティングのワークショップ「コピーの学校」。今年も12月まで開校いたします。私が担当する初回、YouTubeライブでも配信しますが、会場と視聴の両方が定員に達したとのこと。うれしくもあり、プレッシャーもあり。(汗) がんばります!

        • コトバで形どらならなければ無いことと同じだ。

        • コピーライターのデザイン

        • 今年も、この季節がやってきました。「コピーの学校」開校です! コピーライティングの授業って?どんなか見てみたいな〜と思っている方、ぜひ当日視聴してみてください。 しずおかコピー大賞チャンネル https://www.youtube.com/channel/UC__J_Z-50kXiAEieHULGVlw

        • コピーライティングのワークショップ「コピーの学校」。今年も12月まで開校いたします。私が担当する初回、YouTubeライブでも配信しますが、会場と視聴の両方が定員に達したとのこと。うれしくもあり、プレッシャーもあり。(汗) がんばります!

        • コトバで形どらならなければ無いことと同じだ。

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        • 第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会
          61本

        記事

          ポジティブでなければ、コピーではない。という線引きに時代を感じた。

          12月5日(土)に第11回SCCしずおかコピー大賞の表彰式が執り行われました。結果は以下のリンクの通りです。 大賞理想の家づくりを相談したくなるコピー 驚いた。 私って、こんなに理想をもってるんだ。 特別審査員の岡本欣也さんが、例年選ばれるコピーの雰囲気とちょっと違う! この理由に興味を持ちながら岡本さんの解説を聞いていると、こんなことを仰った。 もっとも、ポジティブだった。ああ、そういうことなのか! とても合点がいったのだ。 コピーはそもそもポジティブなものが好まれ

          ポジティブでなければ、コピーではない。という線引きに時代を感じた。

          第3波の中、勉強でもイベントでも、人を集めて行うことに抵抗を感じる。安全と安心は、必ずしも一致しない。いま、成すべきことを頭で考えるのは危険だ。胸にそっと手を置いて、じぶんの中からジワリと伝わるあったかいものを道標にしていきたいと思う。

          第3波の中、勉強でもイベントでも、人を集めて行うことに抵抗を感じる。安全と安心は、必ずしも一致しない。いま、成すべきことを頭で考えるのは危険だ。胸にそっと手を置いて、じぶんの中からジワリと伝わるあったかいものを道標にしていきたいと思う。

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.60

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・何でもある! が 悩みの静岡県 ついに最後の作品になりました! そして、今週末の土曜日に第11回SCCしずおかコピー大賞も〆切が訪れます。たくさんのご応募お待ちしています。 毎年、しずおかコピー大賞の応援事業として、大学や専門学校に出向いての授業「コピーの学校」出張教室を行っていましたが、コロナ禍の影響や広告関連の学科の縮小などもあり、私が担当している学校での開催が流れてしまいました。(溜息) しかし、です! この状況を裏返し

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.60

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.59

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・日本のてっぺんからは、どんな時代が見えてますか? しずおかコピー大賞の応募締切は来週に迫りました! そして、あたかも計算されたように本シリーズの最終回が訪れます‼︎  実際には、書き始めたのも計画的にではなかったし、書き忘れたり、間を短くしてみたりとなかなかペースもつかめず、最後まで書き続けられるかもわかりませんでしたから、よくここまで来られたなと思います。 シリーズ59回、それでは批評に入ります。 改元という日本の歴史的な

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.59

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.58

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・シズる? 第11回SCCしずおかコピー大賞は、応募作品を絶賛募集中です! 静岡県の在住者や県外在住でもお仕事や通学で通っている方なら、年齢性別問わず応募いただけます。vol.57まで読んで『ちょろいゼ!』(笑)と思ったのなら、大賞狙いでぜひご応募ください。 新型コロナウイルス感染症によってパラダイムシフトした2020年。2019年のコピーを読み込むほど、去年はよかったな〜と思ってしまいます。ファイナルに残ったコピーも伸びやか。今

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.58

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.57

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・もう平静じゃいられない、静岡です。しずおかコピー大賞の締切も1ヶ月を切りました。ご応募を予定しているみなさん、まだまだ時間がありますので、アイデア出しの後の磨き作業を忘れずにご応募ください。 今回のコピーはダジャレコピー。面白いか、面白くないかは、読んだ人が自身でご判断ください。 私的には、親父ギャグの寒い方という受け取り方。特に面白いとは思いません。審査員のダジャレ好きがよくわかる、作品の一つだとお考えください。 『平静』

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.57

          月が終わる。夏が終わる。そして、夏前からはじめていた仕事も終わる。 なんだかんだと、苦労だらけの2020年もあと3ヶ月。 節目の日、これまで繰り返してきた平凡な日常を想いながら空を眺めています。

          月が終わる。夏が終わる。そして、夏前からはじめていた仕事も終わる。 なんだかんだと、苦労だらけの2020年もあと3ヶ月。 節目の日、これまで繰り返してきた平凡な日常を想いながら空を眺めています。

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.56

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・タピオカの次はシズオカだ。 タピオカ、流行りましたね〜。まだ、売れていると思いますが(ピークは過ぎたようなので過去形で扱っていますが)、実は私、まだじぶんでタピオカ入りのドリンクを買って飲んだことがありません。(笑) 今さらタピオカ初心者に批評してほしくない! と作者の声が聞こえてきそうですが、まあ、飲んでいてもいなくても、このコピーを論じることはできそうなので我慢してください。 流行、マーケではトレンドと呼んだりしますけど、

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.56

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.55

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・新年号発表の日も茶を摘んでいました。 今年の夏も暑かった。台風も近づく中、すでに秋の気配を感じる今日、『夏も近づく八十八夜〜』と歌われる、お茶摘みの頃を想像してみる。 この歌は、「茶摘(茶摘みの歌)」という題名で、 1912年(明治45年)に刊行された『尋常小学唱歌 第三学年用』に初出し、2007年に「日本の歌百選」に選ばれている。 という情報が、各地のお茶屋さんHPやwikipediaで確認できる、作者不明の唱歌らしい。

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.55

          このところの仕事に疲れ、逃避するために来年のことを考えてみた。 考えれば考えるほど、コメカミが疼きムネが苦しくなる。 だめだ、仕事しよう。(苦笑

          このところの仕事に疲れ、逃避するために来年のことを考えてみた。 考えれば考えるほど、コメカミが疼きムネが苦しくなる。 だめだ、仕事しよう。(苦笑

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.54

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・0話から1話へ。 しずおかコピー大賞には、高校生からの応募もあります。文科省が決めた呼称は、高校生や専門学校生なら「生徒」なのだが、大学生と同じ「学生」の一括りの中に含めている。そして、小学生や中学生も「学生」の括りの中に入るのだが、未だに入賞者やファイナリストは出てきていない。若年者はコピー大賞の歴史に名を残す「最初の一人」に選ばれる可能性あり、狙い目です! このファイナリストは、そんなバリバリの若者、現役高校生です。 清水

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.54

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.53

          課題6:令和の静岡県につけるキャッチコピー ・通り道から、目的地に。 ひどい台風があったものだ。巨大で風が強い。しかも、2週続けて沖縄から九州地方の、同じルートを通り過ぎていくのだ。遥か離れた静岡県でも、時折、50m先が煙って見えないほどの雨が降る。圏外でこの状況なのだ。直撃を受けた地区のみなさんの状況は想像することしかできないが、大事のないことを祈りつつ、お見舞いを申し上げます。(昼のニュースでは九州の椎葉村の被災が映し出されていた。知人が椎葉村にいるので落ち着きません、、

          《第10回SCCしずおかコピー大賞 独りごと反省会。》 vol.53