見出し画像

Diary_04102024

9時半起床。朝食。今日はよく晴れた。洗濯。痛いというほどではないが、腰が重苦しい感じがある。

夏海さん出勤。

メールをいくつか書く。

クラレンス・ブラウン『鵞鳥飼ふ女』を途中まで観る。このジャック・ピックフォードは基本的に同時期の『Exit Smiling』と同じ人物を演じているように見えるが、この不気味なまでに素直な様子はハリウッド映画のスターとして異彩を放っていると思う。こういう演技スタイルでしかやれなかったということなのかもしれないが…。タイトルロールのルイーズ・ドレッサーの素晴らしさは、この映画の肝ともいえる(鵞鳥を含む)美術とセットになった素晴らしさだ。

昼食。

大荷物で外出し、青葉区役所へ。小型家電をリサイクルするためのポストに、引っ越しで出たMacBook、iPad、携帯、ICレコーダー、ACアダプター、デジカメなどをガンガン捨てる。

中央郵便局へ。maboroshi-03をイタリアへ発送。

スーパーで夕食の買い物をして帰宅。疲弊。

メールをいくつか書く。

『鵞鳥飼ふ女』を最後まで観る。中盤からのミステリー展開に意表を突かれ、どんどん暗くなっていくミルトン・ムーアの撮影に感嘆する。後になってみれば鵞鳥が絡まなくなっていくのが残念といえば残念だが、クラレンス・ブラウンの演出はそうした欠落も忘れさせるほど没入度が高い。

夏海さん帰宅。すぐに夕食を作る。

テレビでUFOやタイムスリップについての番組を見る。フェイク動画を簡単に作ることができる世の中になってしまっても、こういう胡散臭い番組の需要があり続けるのは不思議だ。

紙ごみ大量廃棄第二弾。これで多分終わりだと思う。かなりスッキリした。

ギヨーム・ブラック『7月の物語』を観る。一見ロメール/ホン・サンス的な意匠を纏ってはいるが、環境と役者の関係性や撮影のスタイルはブラックのものとしか言いようがない。ここから更に前進して『宝島』を作り上げたエネルギーに感嘆させられる。ダンスシーンにここまで感銘を受けたのも久しぶりだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?