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Diary_04142023

9時起床。危うく二度寝する所だった。朝食。出際にシマ&弱来訪。餌を与える。

買い出しをして出勤。XTCを聴きながら仕込み。

姫本さんご来店。

コーヒーを淹れている最中に、気に入っていたカップを一つ割ってしまう。

志賀さんご来店。これは何と表現したらいいのかな。写真とテキストが載った、しかしかなり凝った作りの本を拝受。厚手のボール紙のカバーがマジックテープでとめられていて、両側から開くようになっている。恐る恐る片側を開いてちょっとめくってみたけど、これはおいそれと「感想」を書いて済ませられない。またお会いした時に何か話せるかもしれない。

相原君ご来店。やはり「サイレント映画の黄金時代」の話。先日の火星のライブで買ったコルネッツのCDを、あれから毎日聴いていると聞いて、とても嬉しく思う。

かなりの静けさとなり、「サイレント映画の黄金時代」を貪り読む。デミル、スタンバーグ、キャメラマンについて。圧倒的な面白さ。デミルの章ではちゃんとウィリアム・C・デミルについても触れられていたが(娘の発言あり)、やはり現存する映画は『悩める花』だけなのかもしれない。

帰宅すると、シマと弱が猛スピードで駆け寄ってくる。なんという可愛らしさだろう。餌を出す時も変な方向にピョンピョン走って行って、思わぬところからまた飛び出して戻ってきたりする。

夏海さんはホルンでポンコの積み込みがあるということでちょっと外出。

メールをいくつか書く。主に明日の事。もう既におおよその準備は終わっているので特にすることもない。

アラン・ドワン『ドーグラスの好奇』を観る。オリジナルは50分らしいが、現在は残念ながら30分に短縮された変なバージョンしか観ることができない。西部にすっかり染まった東部人のフェアバンクスが、大学時代の友人たちと西部vs東部について自慢し合う場面での、発言をいちいち映像で示す構造の中に小さな西部劇が組み込まれている。友人たちの陰謀によってフェアバンクスがトラブルの渦中で奮闘する場面はひときわ編集が混沌としており、非常に惜しい。もはや冒涜と言いたくなる破壊行為だ。これはちゃんと観たいなあ。

夏海さん帰宅。夕食はカレーと、夏海さん作のおかず、サラダなど。

この3週間あまり、駆け足でスピルバーグの未見作を観てきたが、ひとまず『レディ・プレイヤー1』で終了となる。未来社会の描写やVRゲームの世界への興味がゼロの者でも充分に楽しめる作りになっているのがさすがだとしか言いようがない。むしろ映画ファンからすると数々の映画の引用が逆に痛くもない腹を探られるようで気恥ずかしく感じたりする面はあったけれども…。一方で、まさかのニュー・オーダーや、エンドクレジットでのホール&オーツの「えっ、この曲なの?!」という落とし方が面白い。

明日は早いので早寝しようと思っていたのに、色々やっているうちに結局2時を過ぎてしまった。


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