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2023年、来年の経済を占う季節です!!
WC盛り上がっています!
毎回授業では学部の授業では、冒頭、サッカー部の方に、試合の分析と商機を少しだけコメントしてもらってます。まず、私が少々気になっているのは、森保監督のメモ。試合中、何のメモを書かれているのか、とても気になります・・・どうでもいいこともしれないのですが。
次いで、日本に加え、韓国の躍進。それにしても、スペインに勝利したことが、歴史に名を残しました。お隣の韓国は、ポルトガルを撃破。凄いです!サッカーでは、いろいろ言っても、FIFAランキングでは日韓いずれもまだ新興国の感はあり(それは、欧州で活躍される選手の方には失礼だと思うのですが・・・)、先進国欧州を撃破したことの意味は、極めて大きいですね。
さらに、勝負の世界の厳しさも改めて感じるところです。第二戦から、第三戦での世間、とりわけメディア報道の手のひら返しの恐ろしさ・・・などなど
とにかく、決勝トーナメントに行けてよかっですし、真夜中のキックオフが楽しみです。AmebaTVでは、本田さんまた、絶妙トークで解説してくれるのか、他方で、アクセス過多での制限情報もあり、この番外戦も気になります!!
さて、もう12月、私はシンクタンク勤務時代、このもう少し前の11月後半から、「翌年のとんでも予想」の会議に召集されていました。あったらまずい!、起きたら世間が大混乱する!!事象をテールリスクと呼びますが、それを予想する・・・というなんだか、滅茶苦茶?!でも、ちょっとだけ楽しい?!恒例の会議でした。
2015年末の会議で、2016年にトランプ氏が大統領選当選を、とんでも予想として米国担当者が出したら、まさかの当選・・・そんなこともありました。
そうはいっても、1年前、ロシアのウクライナ侵攻や、足元では大分戻しているとはいえ、円安が1ドル150円前進まで進むとの予想は皆無。予想は「とんでも予想」をも超えるほど非常に難しく、他方で、「とんでも度」を上げいくことも必要な時代に入っている感じがあります。
ただ、
〇米欧 対 ロ、米 対 中に代表される民主主義国家と権威主義国家間の世界の分断リスクは続き、
〇資源高・物価高が多少緩和されても、サステナビリティへの圧力になり、
〇サッカーの判定をみても、デジタルの判定がある意味で審判よりも優先の時代に入り、
〇温暖化・寒冷化で、気候変動、SDGsへの関心が高まり、
〇世界標準を狙うEUの標準化規制に注視
などにはブレはなさそうです。
例えばEUの標準化規制では、コネクターの乱立をEUルールでTypeCで統一する方向に進んでおり、ライトニングケーブルもいずれは消えそうです。
韓国などは、早速、動いています。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/12/760f6599dcbfb037.html
さらに日本では、金融政策を巡って、次の日銀総裁への関心が高まり、その動静が、大きな影響を与えることになりそうです。
最後にアジア経済に目を転じると、
この英Economist誌の予想は、概ね、エコノミストのコンセンサスと言えるのではないでしょうか。
〇コロナで拡大した債務に、利上げが重石となる、過剰債務問題、韓国などでは、金融の不安定化が、不動産市場にもたらす影響などが危惧されています。
〇2023年5月までのタイの選挙と2024年の大統領選を前に白熱するインドネシア情勢、
〇中国のゼロコロナ政策の解除、
このあたりが、注目点であることには変わりはありません。
さて、これから、年末年始にかけて様々な予想が出てきますので、随時、紹介して参ります。
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