4D映画にみる韓国の台頭
インディ・ジョーンズ、初めて4Dで体験しました。
170分ととても長いのですが、4Dで体験すると、全く、息つく暇はありませんでした。ネタバレになるので、内容は触れられませんが、まだ4D未体験の方は、是非一度、お試しください。
ハリソン・フォード、今年81歳。凄いです!
トム・クルーズは今年61歳、彼があと20年頑張るというのもわかりますね。次は、ミッションインポッシブルが楽しみですし、トップガンを4Dで体験すべきだった・・・そう思わざるを得ません。
なお、4Dは字幕版はなし。字幕だとついていけないのが理由なようで、実際どうなかと思いましたが、映画英語がわかる方じゃないと、4Dでは吹き替えじゃないと無理だな・・・そう痛感しましたが、皆さまも是非、堪能ください。そして、4Dによって、名作が21世紀版として続々と復活する気がしますし、アクション映画はOKですが、戦争映画とかだとどうなるのか、倫理観も問われそうです。
そして気になったのが4D技術。
席巻しているには、韓国でした。
ライバルはアメリカですが、日本の映画館では、どちらかが採用されていりますので、両方体験するのも面白いかもしれません。
私は、1990年代後半にシュリを視てから、長らく、韓国映画を見てきましたが、予算は限られているにもかかわらず、スケールの大きさ、アクションのダイナミックさ、南北の悲哀などが盛り込められている韓国映画は、韓国のみならず、アジア全域でヒットしており、他方で、なかなか日本で上映されず、海外出張の度に、機内で視ていました。
そのベースがあって、韓国企業が4Dを開発したのは腑に落ちましたし、これからより高度化すればするほど、同国が得意とする半導体などの需要も増え、映画の次世代化にコミットすることは、非常に理に適っているように思えました。
韓国では、日本よりかなり早く映画館で4Dを導入していたようですが、韓国は、エンタメのみならず、産業全般で世界に打って出るという意向が非常に強く、その気迫は見習うべきものがあるように思えます。
他方で、中堅・中小企業の基盤は脆弱で、部材は日本からの輸入への依存度が高いのも事実。日本にとっては、中間財の手堅い輸出先でもあります。
つまり、日本企業は、韓国経由でのグローバル展開を知らず知らずに行っていることになります。改めて、韓国勢の動きには注目です。
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