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僕の子育て

子育てって難しいと感じている人
多いんでしょうか?

現在、僕には15歳になる娘が1人いますが
その子育てに悩んだことがないんです。

なぜ、僕が子育てで悩んだことがないのか?
その辺りをお話してみたいと思います。

良かったら、最後までお付き合いください。

まず、僕は結婚する前から
もし子どもができたら、
子どもを義務教育に通わせるのはやめよう
そう考えていました。

それは、僕自身が義務教育に通って
つまらないと感じていたからです。

お天気のいい日になぜ、
机に向かって座っていなくてはいけないの?

そんな質問をしても親は
「そうするものだからだ」
「みんなそうしているでしょ」

そんな答えに納得できず

その疑問をずっと抱えていたんです。
話せばもっと色々なことを考えていましたが
今回は端折りますね。

で、実際に結婚して子どもが生まれました。
これについても話せば長くなるので
別の機会にゆずります。

子どもが生まれても
やっぱり将来は義務教育に通わせたくない
という思いは変わりませんでした。

妻は学校に通わせたい派だったので
色々な話し合いがありましが
そんな妻にも僕の考えを納得してもらい

最終的にホームスクールを名乗って
家で15歳まで娘を育てました。

それでも娘が小学校2年の年齢になったときに
娘の意志はどうなのか?
ということで2回ほど小学校に通わせました。

そして、もし小学校に行きたかったら
通ってもいいよ。

そんな話をしましたが
娘も別に行きたくない
つまらないし。

そんな感じだったので
結局、小学校に2回通ったものの
そのあとはずっと家で過ごしました。

生まれた頃の話に戻りますが
彼女が生まれた当時の僕は
IT企業でプログラマをしていました。

当時は、忙しくて
朝家をでると帰宅するのは午前様
そんなことはザラで
3日間帰れない時もありました。

それでも、夜中に数時間おきに
ミルクを飲ませたり
おしめを替えたりは
妻と一緒に、または妻に代わって行いました。

会社の同僚に話すと
「良くやるねぇ〜」と言われ
「それはうちでは妻の仕事だ」
そんなことを言われました。

なぜ僕がミルクを飲ませたり
おしめを替えたりしたのか?

その理由は、そんな経験一生に何度もない
今しかないと思っていたからなんですね。

いつも今しかないと思っていたので
娘が小さい頃は
娘が望めばいつでもいつまでも抱っこしていました。

疲れるからずっと抱っこは・・・
そう思う人もいるかもしれません。

でも一生抱っこしているわけではないし
抱っこしたくても、いつか抱っこできない日がきます。

今しかできないことってありますよね。
その今を逃したくなかったんです。

そして、できるだけ同じ時間を共有したかったんですね。
できるだけ楽しい想い出を創ってあげたかったんです。

そこで娘がヨチヨチ歩くようになった頃
僕は会社を辞めて
フリーランスになりました。

仕事と家事と育児と育自
そんな生活を始めました。

子どもの頃の楽しい思い出は
一生の宝です。

老人になり認知症になって
さっき食べたお昼ご飯は忘れても

子ども時代の楽しい記憶は
まるで昨日のことのように
鮮明に覚えているんです。

その人の基礎は子ども時代に創られる
僕はそう考えています。

もちろん、大人になって
それまでに築いてきたものを壊し
再構築することも可能だとは思いますが
精神的にも、かなりキツイ作業です。

今、娘と会話していても
子どもの頃の楽しい記憶をたどり
色々な話がでてきますが

僕の記憶にはないこともあります。
僕が思っている以上に
娘の印象に残っている楽しい想い出があるんです。

確かに子育ては大変だと思います。
面倒に感じることもいっぱいありますよね。

でもその大変さも 面倒臭さも
大変であればあるほど
面倒臭ければ面倒臭いほど
時間の経過とともに
楽しい想い出に変わっていくものです。

将来どんな楽しい想い出になるのか
それをイメージしながら
子育て中の今を楽しむといいと思うんです。

そんな娘も15歳になり
自分の意志で高校進学を決め
2020年4月から高校生になりました。

6歳から自分の意志で始めたバレヱも続けていて
将来はバレリーナになるという目標を決めて
週に2回のレッスンを受け
毎日毎日、目標に向かって楽しそうに過ごしています。

彼女が生まれた時から
すでに彼女の人生は始まっていて

僕と妻は彼女のサポーターで
そのサポートができるのも
あと僅か数年だと思います。

これまで僕が娘にしてあげられたことは
極端な言い方をすると
楽しい想い出づくりと
何も言わず寄り添ってあげること
この2つだけでした。

悲しいときは一緒に泣き
楽しいときは共に笑い
同じ時間を共有する。

逆に娘は生まれた瞬間から
僕や妻に与え続けてくれました。

生まれた瞬間に僕と妻は
親という立場を与えてもらいました。

そして成長を見せてくれて
笑顔を見せ続けてくれて
娘のおかげで笑顔の絶えない
素敵な家族になったと思います。

生きる喜びを教えてもらったとも思います。

今は、お互いがお互いの人生を歩む
いわば同士のような存在です。

子どもは親の所有物じゃない 今しかない
この想いが僕が子育てで悩まなかった
一因かも知れません。

親という字は
「木」の上に「立」って「見」る と書きます。

文字通り木の上に立って見守る
これが親としての役目だと僕は信じています。

子育てしていて辛いことや苦しいこともあるでしょう。
それは同時に楽しみや喜びもあるということです。

楽しみや喜びだけでは
何が楽しいのか 何が喜びなのかわからなくなります。

苦痛と喜びとは別のものではく
光と影がそうであるように一つです。

楽しい未来をイメージしながら
子育て中の今を楽しんでください。

僕が子育てで悩まなかったお話は
ここで終了です。

誰かの参考になれば 嬉しいです。

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

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