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何もしないでいる方がいい!?

何でも効率的に合理的にという考え方をする現在ですが
効率的とか合理的な考えや行動はそれほどいいものなのでしょうか。

ムダをなくそうというようなことをよく耳にします。
ムダというのはなんでしょうか?

僕は1日の中でボーっとする時間が結構あります。
今日も裏庭にでてボーっと何を考えるでもなく
目の前の景色を眺めていました。

これはムダな時間になるんでしょうか?

冬になると薪風呂を沸かすためお風呂の外の焚口に座って
薪の具合を見ながらボーっと薪をくべたりしています。

これムダな時間なんでしょうか?

僕はそうは思わないんですね。
昔の人達はこんな感じでボーっとする時間が結構あったと思うんです。

そして僕は思うんですね。
昔の人の方が豊かに生きていたんじゃないだろうかと。

そんなことを考えていて
「ボーっとする時間は大切である」ということ知りました。

ボーっとすることの重要性が証明されているです。

ボーっとした状態・ぼんやりした状態の時に
脳内は「デフォルト・モード・ネットワーク」が
活発に稼働している状態になっているんです。

デフォルト・モード・ネットワークとは?

デフォルト・モード・ネットワークというのは
無意識に脳が行うネットワーク活動です。
よくわかりませんよね。

僕もよくわかりません。^^;

通常人が意識的に行動しているときには
脳はそれほどエネルギー消費をしていないんですね。

逆に無意識でいる時、ボーっとしている状態ですね。
その時に脳のエネルギー消費量の60〜80%を使っているんです。

ボーっとしている時といっても
何かしら考えていますからね。

そこで現在では
脳を休めるにはマインドフルネス・瞑想が良いという話がありますが
僕はそこまでいけません。

朝起きて間もない時間に瞑想をしたりもしますが
どうしても、色々な雑念が沸々と湧いてきます。
瞑想も続けたほうがいいんでしょうけどね。

今はひとまず、ボーっとする時間をもつようにしています。

ボーっとしている時に色々なアイディアや想像が生まれるというのは
昔から言われていることなんですよね。

アルキメデスがアルキメデスの原理を発見したのは
彼がボーっとお風呂に入って、湯船の水位が上昇するのを見て発見した
と言う有名な話がありますね。

その時、彼はEureka!(ユーリカ)と2回叫んだとか。

アイディアが浮かぶボーっとする時間として4Bというものがあります。

・Bathroom(お風呂・トイ)
・Bus(バス・乗り物での移動中)
・Bed(ベッド・寝室)
・Bar(お酒を飲む場)

ですね。

確かにそうだなぁと思うんですけど
これって現代に当てはまるのか?

そんなことを考えると、ちょっとどうかなぁと思います。

Bathroomでも防水のスマートフォンを使えるし
電車やバスの移動中にもスマートフォンを使う人は多いでしょう
そして布団に入っても・・・
Barで1人でお酒を飲んでいても・・・

みんながそうだとは言いませんが、多くの人はこんな状態ではないでしょうか?

起きている間に何かしていないと
その何もしていない時間はムダ

そう考える人は多いんじゃないでしょうか?

時にはボーっとする時間をつくってみましょう。
何か素晴らしいアイディアが浮かぶかもしれませんよ。

おしまいに、ミヒャエル・エンデという作家を知っていますか?
僕は彼の本が大好きです。

彼の作品の中に「モモ」というのがあります。
そのサブタイトルが
時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
というんですけど

すごく面白かったです。
子どもへの読み聞かせを含めて5回読みました。

この記事と関連しているかなぁと思います。
「時間泥棒」と言うキーワードに興味が湧いた方は
一度読んでみるといいかも!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

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