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Eightの名刺情報を最速でSalesforceに取り込む方法

AppExchangeに、SmartVisca、SanSanというとても便利な名刺管理アプリがあります。

名刺をスマホのカメラで撮影するだけで、Salesforceの名刺、リード、取引先責任者に名刺の情報が登録されると言う優れものです。

確かに便利なんだけど、そこまで名刺多くないし、何より費用が・・・とEightを使っている方も多いのではないでしょうか?

Eightはプレミアム契約すると、名刺情報をCSVファイルで出力することができるようになります。

この情報をSalesforceに取り込むと、個人として、会社の資産としても活用できるので便利です。

今回は、Eightの名刺情報を最速で取り込む方法をご紹介します。

通常、SalesforceでCSVファイルの情報を取り込むには以下の手順を踏みます。

・取り込むためのカスタムオブジェクトを作成する
・ページレイアウト、コンパクトレイアウトを設定する
・カスタムタブを作成する
・アプリケーションにカスタムタブを追加する
・DataloaderでCSVファイルの情報を取り込む

この手順のほとんどをウィザードで行うことができる機能があることをご存じですか?

スプレッドシートからのカスタムオブジェクトです。

設定のオブジェクトマネージャーにあります。

Eightで出力したCSVファイルのヘッダは以下のようになっています。

項目に使えるヘッダの前に7行、不要な行があります。

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オブジェクトマネージャーのスプレッドシートからのカスタムオブジェクトを実行します。

いろいろなところから取り込むことができます。

Eightから出力したCSVファイルを使うので、「Upload xlsx or csv」をクリックします。

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CSVファイルのヘッダ行を元に名刺情報を取り込む項目の 名前と型を設定します。

項目表示ラベルの行に注目してください。

CSVファイルで項目名として使う行番号を指定します。

EightのCSVファイルには、7行不要な行があります。

となると、項目表示ラベルは8と指定するはずなのですが、6となります。

おそらく、空行(改行だけの行)はスキップするのだと思います。

レコード名項目には氏名を選択します。

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カスタムオブジェクトの表示ラベルとAPI参照名を設定します。

完了ボタンをクリックするとカスタムオブジェクトの作成が始まります。

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できました!

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カスタムオブジェクト、カスタム項目、ページレイアウト、コンパクトレイアウト、タブが作成され、CSVファイルの情報までインポートしてくれます。

つまり、ここまでの手順でEightの名刺情報を、Salesforceに取り込んで使うことができるようになります。

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これは、早い!便利!

次回からはDataloaderを使って、メールアドレスをキーに取り込むと簡単に更新できます。


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