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FX日記をつけよう

FXは日々の積み重ねです。
最初から勝てる人は絶対にいませんし、勝ち続けている人は負けた時のトレードを振り返り、反省し、必ず次のトレードに活かしています。

どのように日記をつけたらいいの?

・通貨ペア
・ロット数
・エントリーした時間
・エントリーした根拠

最低これだけでも記録しておきましょう。
その際に各項目の詳細を書きこんでおきましょう。

・通貨ペア:ポンドドル(ロング)
・ロット数:10000通貨(1ロット)
・時間:PM8:05
・根拠:ポンドドル買いを選んだのは、ユロポンが4時間足の雲を下抜けて 下げ続けているのと、ドル円が4時間足でレンジ相場でほぼ横ばいのため優位性が高いと判断した。
通貨強弱を見てもポンドがダントツで強い。ドルは2番目に弱い。
ポンドドルは時間足で上昇トレンドを作っており、トレンドラインで長い下髭をつけたため、30分足の陽線が確定してから次の足でエントリーした。

ここで大事なのは、
①「なんとなくでその通貨ペアを選んでいないか」ということと、
②「エントリーの根拠が2つ以上あるか」です。

①なんとなくで選ばない。優位性を確認する。

その通貨ペアを選んだ時に、優位性が高いと判断したのならいいと思います。
「なんとなくポンド円のほうがポンドドルよりも上がりそうだな」などで選んではいけません。
「ドル売りよりも円売りのほうが強いからポンド円買いだ」
こういう根拠があればOKです。

②根拠は最低二つ以上必要です。

根拠が3つ見つからなければエントリーしないというトレーダーさんも多くいます。
根拠は100人のトレーダーがいれば100人ともバラバラかもしれません。
使っているインジケーターやオシレーターが人によって違うので当然です。
水平線、移動平均線、トレンドライン、チャネルライン、フィボナッチなどなど。。。複数の要素で根拠を探します。


【エントリーの前に必ず環境認識をしておくこと】

チャート上で意識されているラインや大きな流れ(週足・日足のトレンド)は環境認識の段階でわかっていることなので、エントリーした根拠にはそれ以外を書いていきます。
スキャとデイトレで常に見ている時間軸は違いますが、スキャでも最低日足は見ておく必要があります。
デイトレの場合は月足→週足→日足をチェックしてトレンドの方向を見極めておくことが最低条件です。

『4時間でこれだけ同じラインで叩かれていたのに簡単に上にブレイクした!ありえない!』
今週のドル円で売りで捕まった人、多いと思います。
実際に見て行きましょう。
4時間足でダブルトップを作り、同じところで何度も叩かれています。

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しかも長い上髭陰線が出ました。これはもうショートしかない!

しかし。。。そのショーター達が燃料となり、ドル円は爆上げ。
損切を巻き込んでまだまだ上がります。

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結局2ヵ月ぶりとなる104.9という値をつけました。

トレードが失敗した時は、なぜ失敗したのか反省の記録もつけておいたほうがいいです。
その記録が成長の糧になります。
成功から学べることはほとんどありません。失敗から学ぶことの方が多いです。

今回のドル円の話に戻りますが、4時間足で引けるレジスタンスラインを軽々と越えた時は大体週足以上でトレンドが出ています。

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↑週足のチャネルを完全に上抜けています。
4時間足は週足・月足から見ればめちゃくちゃ小さい時間軸です。
大きな流れには逆らえません。
小さい波に固執していて大きな波を逃してしまう。これはもったいないです。
ドル円はもともとボラティリティが少ないので、今週は久々に大きく勝つチャンスでもあったのです。

まとめ
・FX日記はエントリーするたびにつける
・エントリーの根拠を最低2つ書く
・環境認識は必ずしておく
・失敗ノートをつけると成長が早い






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