【初任者必見】過去に戻ったら変えたいこと
こんにちは。
こうじ先生と申します。
今日は私の過去の失敗について赤裸々に語っていきます。
そしてもし、初任時代に戻れるならこれを変えたい!という物を書いていきます。
異常な金銭感覚
まずはお金のことです。
私は初任時代の金銭感覚が異常でした。
しかしそれはお金について勉強した今だからこそ言えることです。
当時は普通の感覚というか、何も考えていませんでした。
①自分の給与明細を見ない
給与明細を見ないため自分が月にいくらもらっているか知りませんでした。
現在も毎月詳しく見るわけではありませんが、手取りがいくらだけでなく、保険でいくら引かれていて手当がどれくらいで〜くらいはチェックします。
②貯金しない
私は貯金という概念がありませんでした。笑
これはお金の勉強以前にやばいですね。
給料が入れば、そのお金は1ヶ月でほとんど使い切っていました。
節約という言葉も知りませんでした。
ボーナスが入れば、1週間で半分は使っていました。
現在の資産は4桁万円に近づいてきています。
③サブスク入りまくり
Amazonプライムから始まり、スマホのデータ増量プランなどとにかくたくさんサブスクに入っていました。
自分で入っているのに、何に入っているのかわかっていませんでした。
固定費という概念すらありませんでした。
現在はApple MusicとNetflixとスポーツジムくらいですね。
スマホもワイモバイルに変えて、かなり固定費を削減できました。
④投資しない
私が過去に戻ったらまず最初にすることは投資です。
10年前から投資を始めていたら、どれだけ積み立てられていただろうか。
考えるだけで、損をした気分になりへこみます。
もし初任者さんがこの記事を見ていたら、すぐにリベ大を見て勉強し投資を始めましょう!
異常な働き方
これも初任時代の大きな過ちです。
当然、この働き方により得たものも多くありましたが、失ったものの方が多かったです。
①長時間労働が美徳
長く働いている先生が頑張っている先生だと思っていました。
これは全て否定するつもりはありません。
しかし、早く帰る先生は頑張っていない先生だとも思っていました。
これは今なら明確に否定できます。
現在はいかに少ない時間で大きな効果を生み出せるかを考えながら働いています。
残業時間も1ヶ月100時間以上でしたが、月50時間まで減らしました。
そして特別支援学校に転勤してからは月10時間以内を継続しています。
②できる人が偉い
これも初任時代の大きな勘違いです。
仕事ができる人が偉いと思っていました。
そのため生徒指導ができない先生や仕事が遅い先生に対して酷い接し方をしていました。
本当に恥ずかしい過去です。
当時の職員室内で私の人間関係はめちゃくちゃでした。
言い争いも頻発していました。
現在は「自分に関わる全ての人を大切にする」という考えのもと人間関係を築いています。
誰でも居心地のいい職場、誰でもホッとするような職場を目指しています。
これは理想論のように思われますが、私は本気で目指しています。
もし興味がある方はこの本を読んでください。
価値観が変わりますよ!
③怒鳴る生徒指導
経験が浅い時は生徒指導に悩みました。
若いというだけで舐められていると思っていました。
それは私が「怖い存在」ではないからだと思っていました。
そのためよく怒鳴る指導をしていました。
生徒が泣くまで怒鳴って、それを職員室で誇らしげに報告していました。
それで自分は生徒指導ができる先生だと勘違いしていました。
本当に恥ずかしい、、、
現在は生徒との対話をベースとした生徒指導を意識しています。
普段からたくさん生徒と関わり、何に不満を持っていて、何に苦しんでいるかを知る努力をしています。
そうすると、生徒の問題行動はその生徒だけの問題ではないことがたくさんあることに気づきました。
家庭環境、学習障害、愛着障害などの課題を抱えている生徒がいることに気づきました。
しかし、それを言語化できる能力はありません。
そのため、問題行動だけが浮き彫りになります。
その見えている部分だけで指導しても何も変わらないのです。
生徒指導とはそんな見えない部分までを理解しようとするところから始まるはずです。
まとめ
過去の失敗や後悔は数え切れないくらいあります。
しかし、人は変わろうと思った瞬間から変われるのです。
現在も私は100点の教師ではありません。
しかし、「今の態度は良くなかったな。反省だ」「今から怒ろうとしているけど、本当にこの子に合っているやり方かな」と考える癖ができました。
その都度、修正して常に自分をアップデートしています。
その感覚が備わるまで8年かかりました。
遅すぎましたが、変わらないよりマシですね。
皆さん、過去に戻ったら何を変えたいですか?
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