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【短報】調査系AIとしてperplexity.aiとNotebookLMの組み合わせは使えそうだ

perplexity.aiとGoogleLMを活用した文献調査手法を試してみています。AIによる情報検索の新時代がいよいよ到来したのかもしれません。


はじめに

ChatGPT以降、いわゆる生成AIの躍進は目覚ましいですが、私としてはAIの良さを「情報のとりまとめ」と「創作の補助」の面に見出していて、検索系はまだまだGoogleだと考えていました。

しかし、今月に入って、perplexity.aiを本格的に使い始め、さらにGoogleの
NotebookLMも併用しているうち、この感覚にも修正の必要性を感じるようになってきました。

現時点で試行中のAI活用手順

現在のところ、文献調査には次のような手順で両者を活用してみようとしています。

  1. perplexity.aiで文献を探します。

  2. 興味深い文献が見つかったら、NotebookLMにそれを与えて深堀りします。ここでは、何かの結論を得るというよりも、持つべき視点や重視すべき論点を見つけ出すことを目指します。

  3. この視点・論点を踏まえてperplexity.aiに戻り、さらに追加質問をして知見を充実させます。

  4. 文章としてアウトプットすべき筋立てが見えてきたら、それを箇条書きにまとめてChatGPTに与え、記事のアウトライン(概要と目次)を考えてもらいます。

  5. 概要と目次をChatGPTに与え、記事の下書きを書いてもらいます。このとき、セクションやパラグラフごとに出力させるのがおすすめです(ChatGPTの代わりに、文章力について評価が高いClaudeを使うのも良いでしょう)。

従来のGoogle検索と比較して

perplexityで提示される文献の数は多くはありませんが、宣伝やまとめブログが山ほどヒットしてしまう状況よりは遥かにマシです。また、その場限りのやりっぱなしになりやすいGoogle検索に対し、perplexityやnotebookLMでは調査結果が一つのページとして自動的に蓄積されていくところがいいですね。つまり、継続的な調査の手段としては使いやすいのです。

深い考察を得たい場合には、perplexityとGoogleLMを組み合わせるのは有力な手段になると期待できそうです。

https://www.perplexity.ai


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